カオス・パラダイス備忘録

乙女ゲームのうろ覚えネタバレ感想日記です。

はじめに

 

私はゲームをプレイしても早くて数時間後には内容を忘れている人種で、寝る前に布団の中で目を閉じながら内容を思い返す作業をしている。(しない時もある)

 

基本的に余程お気に入りでもないゲームはやり直したりしないのであのゲームどんな話だったっけ?ってふと思った時に自分で自分が読み返してあーウケるあそこなぜかめっちゃキレてたよな私wwとか思って楽しむ用の備忘録としての感想ブログです。ネタバレもバンバンする。

 

なお、メモは取らず己の記憶のみを頼りに数日後くらいに書いているため記憶があやふやで半分以上忘れていると思われる。印象に残ったところとかキャラによって記憶にムラがあるから「記憶がない」で感想終了してしまうキャラもいると思う…。

 

あくまでも私の備忘録ですから他人のチラシの裏を覗いたとでも思って見ていただければ幸いです。

 

 

《赤い砂堕ちる月感想》心の形を見ろ!!

 

去年丸1年ほどソシャカスを極めていてあまり乙女ゲームをやりたい気持ちにならなかった(というか頑張ってモチベあげても熱が続かなかった)のですごく久しぶりにゲームを楽しんだ。

 

 このゲームの何がすごいってヒロインの性格が属性によって変わるってところ。受け答えとか反応が微妙に違うだけだからすごい変化があるってわけでもないのだが、クリアしたら性格ごとのおまけ小噺が追加されるのだ!(これが味があって良い)

 

属性は5種類あって

火→元気、熱血系

水→冷静

風→よく言えば天然系(すごくアホな子っぽい)

光→真面目、引っ込み思案ぽい

闇→ひねくれツンデレのS風味

といった感じ。

 

攻略順は汪明(水)→洛泉(風)→翔侠(闇)→胡白(火)→永祥(光)→杏紅(光)の順でクリアした。正直胡白はどこに挟んでもいいと思うがあとは素直にこの順でクリアした方が流れに違和感ない気がする。制限もあるし。属性は好みで選べばいいと思います。

サクサクとテンポ良く進められるし時間がない人におすすめ。主従要素は正直あんまり期待しない方がいいです。

 

サビの動きっ!はじめたっ!じっ!かっ!ん!(汪明スライド)が好きで1日1回は見たくなるOP貼っておく

 

 

 

 

 

ここからがっつりネタバレ感想

 

 

 

汪明

 

 不慮の事故で顔を見られてってところからはじまる√がひとつくらいはあるんじゃなーい?って思っていたが、早々に回収して笑った。

このゲームの王子は汪明だけだとこの頃(1周目)は思っていたのであーはいはい王子ね。なんか王道ぽそーだねーくらいの気持ちだった。まさかそのあと2人も王子がでてくるとはねww

 

汪明はわりとお人好しで人たらしで洛泉とは違った意味で人を惹きつける魅力があるんだよね。洛泉がこの人の下で働いていきたいって思わせるなら汪明はこの人についていきたい、力になりたいって思わせる魅力があるというか。

主人公と契約しようと伯父ととりあってて中書令に今すぐ契約すればいい、符術士が自身に命を預ける価値はないとお考えか?と聞かれた時に欠点は自分では中々見えないと答えるところが好き。

この√は水属性主人公で攻略したんだけど女官に暴言吐かれた時にくだらない、この程度で私が怯むと思ったら大間違いだわって言い返すところがなんかスカッとした。闇属性も中々好き。

1番印象に残ってるのが芙蓉園に誘われて待ち合わせに向かう途中に傅蓉を助けることで処刑されそうになるんだけど、もし傅蓉と会わずにあのまま行ってたら目的のためなら切り捨てるお前は手駒でしかないと告げられていたと思うとなんかゾッとするな。

そういやこんときお菓子を作って持っていくんだけど料理シーンのBGMが完全に3分クッキングで笑った。

 

汪明は過去のことをずっと悔いているんだけどこの√では汪胤が出てくることもないから和解することもなくエンディングを迎えるのが悲しい。

 

 

 

洛泉

 

 

普通に良い上司じゃんてなった。

 

最初砂蜥蜴の規則を破った時は指切られてお祓い箱ってヒエッこわって思ったんだけど、指ない奴に仕事を与えない雇わないようにすればいいっていうの聞いてなるほどなって妙に納得してしまった。規則だって嘘つかない、騙さない、できないことをできるって言うな、能力を低く申告してサボるなって良心的じゃん?そりゃ守れんやつが悪い。

自分の目的のために砂蜥蜴率いて目的達成したら解散かと思ったら、その先のことまで見据えててまじでこの上司についてきたいとなった。

ただ、失敗したらお前が砂蜥蜴の首領になれはんな無茶な!と思いました。

 

洛泉は労働に対してちゃんと報酬を払ってくれるから好き。そんな洛泉だからこそ無償で命懸けの依頼をやろうって思う主人公に対していろいろ勘ぐったりしたのだろうね。

風属性でプレイしたけど振り回されてる洛泉がかわいかった。

 

この人初対面で(胸が)発展途上のようだなとか失礼なこと言ったり、軽く冗談投げてきたりするし、ガチガチの硬派っぽそうな見た目してんのに全然そんなんじゃないところが好き。

羞恥心もそんなないし(ないわけではない)しれっと直球投げてくるから恐ろしい男だ。

 

 

 

翔侠

 

 

チャラくて軽そうな見た目してる癖に実は真逆のひねくれ素直じゃない幼馴染ピュアピュアマンだったとはそのギャップに狂ってしまって(私が)大勝利をおさめてしまった男(ここまで一息)

 

実は滅んだ国の王子で実は主人公の幼馴染で将来結婚するって約束した男ーーーー???なにそれ設定盛りすぎじゃなーーい??あと嬉鳳石の妖力に取り込まれない認められた男。こんなんズルイでしょ。北斗七星の破軍が3つに割れて流れた日に生まれた皇子が2人ってなんか変だと思ったんだよね。まさかお前が3人目だったとは。

 酔っ払った次の日覚えてないって言うから覚えてないんかーい!ってがっくりしたけどその後翔侠目線でガッツリ覚えてて覚えてんじゃーんてニヤニヤした。

この人さ、まじで女は春霞以外眼中になかったんだろうなって。まあ恋愛とか女遊びよりほかにすることあったんだろうけどよ。春霞が倒れたり怪我したりした時診療所でオロオロしてるところがかわいい。

契約を交わして10年ぶりに会った幼馴染に改めて再会できて感動して涙してる翔侠が好き。闇ヒロインだと魅力的になったって最初からそう言えってツンツンしてるんだけどそれに対しておかしいのはお前の耳のほうだ!って返すの最高に好きだった。幼馴染特有の気安さがあって良い。

ところで他の√エンド後に顔晒してる春霞をみてどう思うんだろうって考えてしまってつらい。一生一緒にいてくれ。

 

お前のことも、お前が大事にしてるものもオレが一生守るって言ってくれる翔侠が好き。

嬉鳳石のことも自分の√以外だったらずっと大事に持っててくれるんだろうな…。たぶん他√じゃ財布すられないと思うし…。

この√主人公も記憶を取り戻して石も守っていくことができそうだし中々いいのでは?

 

闇ヒロインで攻略したんだけどひねくれ男とひねくれ女のカップルですんごーーーく良かったのでおすすめです!!

あとクリア後の小噺は火と光が好きです!特に光の小噺は毎日見るくらい好きです。この人ほんとに「オレにはずっとお前しかいなかったのに」だったんだなってわかるから好き。一挙一動がめちゃくちゃかわいくて好きだなって思った。ひねくれてて素直じゃないけどほんとピュアでかわいい。好き。

 

ハマりすぎて毎日翔侠√浴びないと気がすまなくなってしばらく睡眠不足でつらかった。

 

 

胡白

 

 

1番微笑ましいというかなんかすごい爽やかで眩しいコンビだった。

中学生カップルってこんな感じか?となった。

7人兄妹を1人で養うって大変だよなあ…って思ってたらさらに借金まであるのキツすぎる。

 

すごくお人好しで真っ直ぐで正義の味方に憧れてるような良い子なんだけど、それ故に騙されやすくて良いように使われてるの見てるのつらかった。

初めて女の子を好きになって同僚に相談したら悲しきかな身分の差…みたいな回答されてそういえば主人公って一応名家のご令嬢設定だったなってなった。この√は主従感まるでないというかない。永祥に契約を結婚と勘違いしてない?的なこと言われてた気がする。

 

 

永祥

 

 

いろいろ謎解けてすっきりすると思ったけどそうでもなかった。

実は不死で自分と永遠を生きてくれる運命の人を探していたらしいが推定300歳のおじいちゃんが10歳くらいの主人公みてロックオンしてるのは絵面的にヤバいだろう。

 

いきなり杏紅に勝負挑まれて、勝ったら貴方に負けるなら仕方ない。貴方は先生のことどう思ってるの?先生は明らかに貴方を好きだし、特別扱いしてるからスルーするのは可哀想よというようなことを言われ……ハァ……そっすか……とプレイヤーが呆けているうちにもすごい勢いで話が進んでて、主人公が先生のことを父親じゃなくひとりの男の人としてみてみる!とか言い出して私はひっくり返りそうになった。いや、無理しなくていいよ別に…父親でいいじゃん…。

この√何がキツかったって一緒に暮らしてる同年代の周りの女の子に、先生とどうなってる?どこまで進んでる?みたいな恋バナ的なノリを持ちかけられるのがめちゃくちゃキツかった。

自分の親代わりみたいな男と自分の同級生の恋愛の進展、聞きたいか?私は聞きたくない。

 

 この人試練を乗り越えられたなら何もかも話そうと決めていたとか言ってるけど、じゃあなんで大事な幼馴染との記憶は戻してくれないんですかね???意図的ですよね?後で主人公が何か忘れている気がするって聞いてもスルーだし確信犯だろ。あとその嬉鳳石どこから持ってきたんですか?まさか翔侠ぶっ殺して取ってきたわけじゃないですよね?とキレていた。

 

ここまでちょっとボロクソ言ったけど弟子達に助けられてみんな揃って食事するシーンで永祥が涙を流すシーンが好きだった。

永祥はずっと自分と一緒に歩んでくれる誰かを探してきて、ずっと一緒にはいられないけどそれでも大事だと思える人たちや時間を得ることができたんだなって思えたのがよかったと思う。もちろん永遠を歩んでくれる可能性がある主人公が特別なのはそうなんだけど、それだけじゃないって気づけてよかった。

 

別に永祥のことは嫌いではないがなんかもったいないなって思う√だったなという感じです。掘り下げがなんか足りない駆け足な√というか。嬉鳳との話とかもっとありそうだと思ったのに…あのスチル意味ある?

あとこの√でいきなり新しい立場の新キャラ出してくるなwwしかもそんな出番長いわけでもないしたぶん数ヶ月後名前出されてもそんなキャラいた…?ってなってる。

 

 

杏紅

 

 

永祥は元々は記憶をなくした春霞のために連れてきた(もちろん杏紅の両親に対して思うことがあったのかもしれないけど)はずなのに最終的にみんなで逞しく生きてくのいいね。春霞が杏紅に救われたように杏紅もまた春霞に救われてたんだよね。永祥最終的に行方くらましてて笑った。

 

両親のことを知りたいって言ってる杏紅に辛い真実を目の前に突きつけられたとしても自分を見失うなって翔侠√で翔侠に言われるんだけど、杏紅√、まさかこうなるとはねって感じでしたね……正直私は翔侠√やってても典黎のことが好きじゃなかったんですけどこの√は最悪でしたね。いやまあ彼も彼の事情があるのはわかるんだけどさそれはそれ。兆融って頭おかしいやつなんじゃとか思わせるのに東汪国の民と符術士が憎いって言ってる典黎に東汪国の民と符術士って言葉で一括りにできるほど人は単純ではないって返すの驚いた。

 

今までの話から杏紅の両親が西大国に山揮を放ったのは分かっていたんだけど、永祥が自分の主は自分で探しなさいってのに意味がよくわかる話だった。

 

 

 

まとめ

 

 思った以上にハマってしまって後から店舗特典をかき集めたんですが、後から店舗特典集めるのって大変だなあって思った。こいつ同じこと繰り返してるなって自分でも思いました……。王子3人が好きな人は公式ガイドブック七彩戯書に後日談書き下ろしが載っているので絶対買うべきだと思います。

全体的にボリュームが少ないのでちょっと物足りないかなと思う部分もあるけどそれぞれキャラに魅力があって良い作品だと思う。攻略対象半分王子なのは笑ったけど。王子ゲー!?

あと仕えられる主を見つけるって設定いる?って思っちゃったな。後半になって名前変わるのもヤメレ!

所々で仙女嬉鳳の話やそれを巡って争ったとか話がでてくるのにそれについて詳しく解説されることもなく、過去の回想的なのちょっと見てみたかった。

 ヒロインの属性が変わるシステムは新鮮でよかった。話の内容が変わるわけではないけどやっぱ雰囲気がなんか変わるから見てておもしろかった。お気に入りはダントツで闇属性ヒロインです。ひねくれてて素直じゃなくて短剣を首に当てながら最初からそう言えばいいのよとか言いそうな所が好き。洛泉と翔侠初登場シーンでジロジロ自分の胸元を見られたヒロインが逆に2人の身体を舐めるように観察して舌打ちしたのが最高すぎてすごい笑った。

このゲームの男達は契約するまで主人公の顔が分からないんですけど例えとんでもない顔してても好きなんでしょうね。性格は顔に出るって言うけど思った通りの顔だったって言われてどんな顔よ!!と思わず突っ込んでしまった私はすごい顔をしてるんでしょうね。

 久しぶりの乙女ゲーがこの作品で本当に良かった!このゲームをなんで買ったか今となっては思い出せないんだけど過去の私に感謝しました。楽しかったです!

 

最後に、尚書省尚書令ってすごい言いにくくない?早口言葉みたい。

 

2021年プレイまとめ(ネタバレないです)

 

今年はまとめるほどたいしてゲームしてないんですけどまあ後からサクッと見返したいので書きます。

今年ゲーム頑張ってたのはほんと前半だけでしたね。ほんと何してたんだろうって思ったんですけど、たぶん根地黒門にハマってからなんか狂っちゃったんでしょうね。いろいろ予定が。

今は落ち着いてるんですけど私数ヶ月は苦しんでましたね、他ゲーができなくて。というかハマりすぎて根地クリア後根地以外のキャラをできなくなってしまって、ジャックジャンヌ自体フルコンプできていない状態なのですが。

一旦落ち着こうと他のゲームを無理やりしようと前から気になってたゲームを買ったら男子校に潜入する系だったのは笑いましたけど(あらすじをみてから買おうな)

 

この1年ジャックジャンヌ以降ざっくり言うと

ジャックジャンヌ→星色(挫折)→EVE→P4(中断)ときメモGS2→ときメモGS4→星色(リトライ成功)ってところでしょうか。この中でフルコンプできたのGS2と星色だけですよ(EVEは除く)

作品タイトルの横に記載しているのはプレイしたやつの発売年です。移植なら移植版の年を書いてます。

 

スチームプリズン(2021年)

 

 

キュピパラでアランにどハマりして中の人繋がりでSwitch版がでるらしいから買ってみるか!と勢いで購入した。

 

楽しかった!!主人公がたくましい。

エルト√まるまるできる体験版太っ腹すぎんよ〜〜。購入迷ってる人はやって!タダだから!!わかる???個別まるまるできるんだよ!!?体験版で!!!このすごさがわかりますか??やってください!!

好きなキャラはエルトとアダージュさんです。

《スチームプリズン感想》毎日強く生きていきたいと思った - カオス・パラダイス備忘録

 

 

殺し屋とストロベリー(2018年)

 

絵は綺麗なのに評判があまりよろしくない原因を探るために調査隊は奥地へ向かった。

いくらで買ったか覚えてないんだけど相当安くなってたからノリで買った。安いゲームはおやつよ。と言った友人の言葉を今でも覚えている。

結論から言うとキャラにハマったので勝ちました。1周3時間程のお手軽さと物騒なタイトルのわりには物騒じゃないし、カフェゲーだと思ってプレイしよう!

ヒロインの部屋が留置所みたいでほぼなんもなくて攻略対象に気分が悪くなると言われるゲーム(お気に入り)

好きなキャラはクラマとノインさん。お気に入りのシーンは上に書いた留置所の部屋のくだりです。

2月にSwitch移植版が出ます。気になったらやってみよう💁‍♀️

(ところで1周年記念のCDの内容ゲームに収録または再販してくれてもよくなーい?中古で買ったけど手に入る手段がなさすぎるっぺ)

《殺し屋とストロベリー感想》タイトルが物騒なカフェゲーをプレイした。 - カオス・パラダイス備忘録

 

 

ジャックジャンヌ(2021年)

 

 

今年のゲームプレイ計画を狂わせた男、その名も根地黒門。

なんかここまで1人のキャラにハマるの久しぶりで眠れなくて朝から海に行った。

ブロッコリーのゲームはシナリオが結構アレなイメージをみなさんお持ちでしょう?私もそうなんですけど普通に楽しかったですね。スイ先生と十和田先生のおかげかしら。

ヅカオタなのでアレコレ想像して楽しんでました。普通に舞台脚本おもろいし、音もいいし最高じゃん?根地が現実に存在してたら私は根地先生演出神〜!◯組にもきてくれ〜!とか言ってんだろなと思った。ジャンヌのお稽古着めっちゃみてえ。

 

 

 

ときメモGS2(2006年)

 

 

根地黒門にハマりすぎて他のノベル系乙女ゲームができなくなったのでリハビリ第一弾。

P4Gをやってて充電待ちにps2でやろうと思ったらガッツリ楽しんじゃってた。

なんでかセーブデータが消失していたのでこの際フルコンプしようとなった。

昔やった時は若ちゃんに興味なくてたぶん攻略してなかったと思うんだけどまさか今になって若ちゃんにどハマりするとはね。

 

フルコンプへの敵は真咲の友好ドライブだった。何回瑛の爆弾爆発させただろうか。

 

 

 

 

ときメモGS4(2021年)

 

 

まさか新作が出るとはね!やっぱどでかい画面でやりたいのでSwitchはアリアリのアリ〜〜!って感じ。ただ、テレビモードだと大接近がクッッッソやりにくい!!ダル!!!

氷室教頭には思うところありますけどやっぱ新作ってたのしーーーい!という気持ち。

ただ、御影先生にハマりすぎて現在打ち止め中。

 

大接近のためだけにSwitchのタッチペンを買った。

 

 

 

星色のおくりもの(2008年)

 

初見プレイ後に数年放置、再開して個別終盤まで進めて半年放置後の怒涛の鬼回収という流れで見事フルコンプした。

このゲームに関しては既に吐ききってるので特に言うこともないが、強いて言うなら攻略順って大事なんだなって再確認した。

3年12月に進路決めたり変更しても受かるし。しにそうになったり恋愛にうつつを抜かしすぎてても受かるんだからもうなんだろう…ヌルゲー!?このゲーム、悩んだ末にそんなん!?って簡単に解決してしまうから…。

 

教師√初見の悲鳴と怒りは随時募集していますのでぜひみなさんプレイしてみてください。

《星色のおくりもの感想》変わるもの変わらないもの - カオス・パラダイス備忘録

 

 

番外編

 

EVE burst error

 

 

乙女ゲームではないんですけど乙女ゲーができなくなった私のいい気分転換になった作品。

 

私とにかく事件ものが好きで買い漁っている人間なので推理してああだこうだいいながらプレイするのすごい楽しかった。しかもこのゲームは主人公が2人いるので視点を切り替えて進めていくのも楽しい。全く話が噛み合わない主人公2人が出会って2つの内容が1つに集約されていくこの感じアドレナリンがヤバイ!

EVE burst errorが楽しかったという話 - カオス・パラダイス備忘録

 

 

まとめ

 

今年は本当に乙女ゲームをプレイしてなくって私今年何してたんだろうってなった1年でした。本当に何やってたか記憶がなくって怖い。

新作が何出るかも正直ほぼチェックしてないので今のところ買いたいと思ってるのはカエル畑と殺ストの移植版くらいですかね。おもしろそうなのあったら教えてください。

 

来年も今何年よ!?ってなるくらい過去のゲームばっかりプレイするんでしょうけどたくさんできるといいなと思いましたね。

とりあえずPCが壊れるとか起動できなくなるとかなる前にPCゲーに手をつけたい所存……。

《星色のおくりもの感想》変わるもの変わらないもの

 

私の過去の傷と向き合おうシリーズ第一弾(二弾以降があるかは分からない)

 

このゲームを購入したきっかけは今ではもうよく思い出せないが泣ける、青春といったような感じなのを聞いたからだったかもしれない。

 

攻略対象が4人中3人幼馴染というほぼ幼馴染ゲーのこのゲームで過去の私は何故、教師を1番始めに攻略してしまったのだろうか。教師も一応は幼馴染の枠に入れるとしても高校3年の秋、進路、青春!みたいな他のキャラクターを差し置いてまでメインとはいえ一歩引いた教師キャラを攻略したのか今から思えば頭を抱えるのだが、それは私が教師キャラが好きだったからという理由で片付いてしまうのである。

でもまさかこのキャラが原因で教師キャラが怖くなってしばらくできなくなってしまうとは思ってもみなかったのである。

 

それから今に至るまで何回かこのゲームをやろうと試みたのだが、どうしてもできなかった。

5年程過ぎ、ようやくやってやろうじゃないの!と重い腰を上げた。(ジャックジャンヌの根地黒門にハマり過ぎてとりあえず岸尾さんの声のキャラがでてるゲームをやりたくなっただけ)

 

まあその話は置いといて。このゲームはすごいど田舎(学校に3人しか生徒がいないレベルのど田舎)の学校を舞台にした青春ゲーといった感じで高3で進路や幼馴染達との今後に悩みに悩む学生あるあるって感じの話でしたね。

 

このゲームやってて高校3年生の秋に進路決まってないって大丈夫か!!??って真面目に心配してしまった。幼馴染とこのままずっといられないんだよな…ハア…って感じのことは思っていたりするのだがそれくらいで進路指導のたびに考えなさいよと言われているのに数秒後には頭から消えているだろうというレベルで私がヒロインの進路を心配してしまっていた。

 

共通は転校生を迎えて今までずっと3人だった世界に転校生という異分子が入ってきてそこから4人になるまでをわりとじっくりやってましたね。まあでもずっと3人だったのにいきなりはい仲良く!なんて難しいし、3人とは一緒にいた時間が違うからね、やっぱ時間の問題があるわけです。けど当たられる方はたまったもんじゃねーよ!って思う。

 

 

ここから個別感想。やった順。ネタバレあります。

 

 

 

誠悟

 

正直最初にプレイしてから半年ほど放置してしまったので記憶がない。12月までやって放置する馬鹿がいるか?

よく覚えてないんだけど流れ的にはライバル登場して進路が絡んで告白されたけど拒絶して、でも離れてるうちに好きだと気づいて遠距離恋愛無理だ…!俺について来い!って感じで終わった。

あんま放置してたところの記憶ないんだけどキスされてるスチルではじめてヒロインニーハイ履いてたんだってこと気づいたし、なんかニーハイえろいなってなった記憶しかなかった。

 

この√、久しぶりにやるから共通からちゃんと読もうとじっくりやったんですけどこんなに進路決めるのぐだぐだだったか??ってなった。

ヒロイン自分の進路もろくに決まってないのに人の進路にあーだこーだ言ってんだもん…。

茉莉様にもええっ!まだ進路決まってないの?!ヤバいよ!って言われるんよ。その反応が普通。

告白されて振ったのに進路がどうこうとか何で?!どうして!って言うのもな。これに関しては先生が私の代わりに言ってくれた。

 

正直くっつくまではなんかめっちゃナガカッタネー、マワリミチシタネーって感じだったんだけどくっついた後が辛かった。初々しさがなんかむず痒いし、もうすぐ遠距離恋愛だし。

遠距離恋愛無理!離れたくない!今までずっと一緒にいたのに!きっと私が言ったら彼は進学やめる…とか思ってんのすごい。いや今更進学しないて…ないやろw

同じような話何回もし始めるからループしてるかと思った。

寂しいけどヒロインが笑顔で見送ろうとバスに乗るまでは笑顔を保ったのに、バスが行っちゃったら泣いちゃって名前を呼ぶんだけどそしたらなんか戻ってきて控えめに言っては?????ってなった。

いや戻ってくんなよ!!!ヒロインが頑張って笑顔で見送ったの台無しじゃん!!

しかも田舎だからバスの本数ほぼないだろうに…運転手に降ろしてもらったの?途中で??めっちゃ迷惑な客じゃん…と最後の最後にめちゃくちゃキレてしまった。

その後にやっぱもう離れたくない!俺についてきてくれ!でまたはーーーーーー?ってなってしまった…。なんやったん?今までの茶番。ヒロインもヒロインでどこにでも着いていく!!とか言っちゃうし…言ったな?せいごが海外行くとか言ってもついていくんだな?もう知らん…。

 

散々ボロクソにいってごめんだけど好きだったとこは、久しぶりに帰ってくるって迎えに行ったところのシーン。ずっとお前との約束だけは守ろうと思ってた。だけどお前が許すなら俺はお前との約束を破るよってせいごの台詞。これめっちゃ良いやん。

 

 

 

はじめてこのゲームをプレイした時このキャラの声、なんかめっちゃ3枚目…って感じ…ってなってて正直苦痛だったんだけどなんだろうね、慣れて最後らへんには普通に好きになってた。落ち着きなさそうな感じなのにだんだん落ち着いてくる感じ?

私こういうキャラは絶対ハマらないだろうなって思いながらプレイしてたんだけど予想外にめっちゃ刺さってびっくりした。

おちゃらけてそうにみえるのに本当は誰よりも繊細で、でも弱い部分を絶対人に見せたがらないんだよね。

 

紳は人物の写真は撮らないんだけどそれを他√や共通ではそんなそぶりを全く見せないんだよね…。風景専門!とは言ってたけど人物は撮らないって理由は誤魔化してた。

人が変わっていく様を見るのが怖いから人物の写真を撮るのが怖いってのなんかわかるわー。

人が外見中身含めて変わるのは当たり前なんだけどね。

近くで見てる分には一緒に年取るから分かんないけど離れてた時に、忘れた時に現実を見せられるのがつらいって台詞にわかるーーーーーの極みしかなくって泣きたくなった。

何年もあってない友達と会うとそんな気持ちになって別れた後消えたくなる。何も変わらないでいたいなんて無理なことは分かってるし、変わっていくから得るものがあるのも分かってるんだけどそれでも、あの頃にはもう戻れないんだなってのを痛感して辛い。

だけど変わった中にあの頃と同じ輝きを見つけると変わらないものもあるんだなあって思う。

結局のところ自分があの頃と変わってないように思えて、自分だけがあの頃に取り残されているように思えてならないから辛いんだと思うし、紳が言うように現実から目を逸らしてるだけなんだよなって。

これは今だからこそ沁みるシーンだったな。

 

終盤の思い出は嫌なことばっかじゃない。カメラを捨てたって思い出まで消えるわけじゃない。カメラはあんたの好きなことでしょう?って母親の台詞にめちゃくちゃわかる〜〜!!私が思ってたこと全部言ってくれた!ってなった。だってまだ18なのよ?遊びたいこともやりたいこともあるでしょう?って背中押すのがいいな…。

それに対してプロになりたいとか夢はあるけど、俺は行かない。家族が大事だから。って自分で答えを出すのがいいな。

道は一つじゃないし、諦める必要も何かのために犠牲にする必要もないんだよなあ。

 

この√、弱いところを人に見せたくない紳がヒロインに弱いところをさらけ出して情けない、ごめんなって言いつつもそばにいてって言ってくるのがすごいかわいかった。

個人的に1番楽しかった√。もっかいやる時があるなら間違いなく紳√をやるだろうな。

 

 

宗哉

 

数年放置する元凶になった男。なんて昼ドラだよ。

 

初見プレイの時、プレイし終わったのが早朝だったのを今でも覚えている。あの終盤の湖のシーンを夜中に見せられた私の気持ちわかる?悪夢でうなされるわ!終わった後辛すぎて人の感想読み漁った覚えがある。ショックで寝込んだ。

はじめてこのキャラを攻略した後、ショックで教師キャラをしばらく受け付けなくなるくらい傷を負ったんですよね…。私教師キャラ好きだったはずなのに。それをリハビリさせてくれたのが同じTAKUYOのカエル畑の美咲ちゃんだったんですけどまあその話は置いといて。

 

このキャラ、教師設定必要だった?って思う。物語的に狭い世界で完結してる感じはあるから関わりを持たせるためにってのはわからんでもないんだけどさ。教師って設定がつくだけでオイオイその発言はアウトだろ……ってなるものが多い。そうじゃなくても普通にキショ…ってなってまうのに。弟がほしいなら俺と結婚すれば合法的に弟できるよ?とか君のパジャマ姿が見たくて等々…ナイワ…

 

他の√では教師っぽいこと言ってんじゃん?ちょっと見直したわーとか思うのに自分の√でどうしてこうなる?

大人としてもまじでナイし、教師としてもまじでナイわ〜って終始キレまくってて怒り疲れた。ヤバい女もいるしな。

街に望遠鏡買いに行ったらそのヤバ女と遭遇するんだけどよく来れたわね?!とか言ってくるんだけどいや…街くらい来るやろ…負い目があったとしてもそんな人多いとこで知り合いと遭遇すると思わんやろ…。そこ?

で、問題はここからなんだけど顔貸せやって言われてついて行くな!街に生徒1人残して行くんじゃねえ!一応部活の備品を買いに街まで来たんだからさ…監督責任…。仕事して。

次の日から態度が豹変するのもまじで意味不明すぎる。社会人なんだからさ、いくらプライベートで何かあったとしても仕事はちゃんとして。ましてや教師で高3の担任なんだからさ。そこはちゃんと切り替えろよ。紳と隆志は完全に貰い事故だろ。教師が生徒に私事で心配されてどうするよ。

紳「勝手に休んで勝手にキレてる。さっぱりわかんねえよ」←これね。まじで自分の機嫌くらい自分で取ってくれ…

この√のヒロインも正直うわぁ…ってなる部分が多くって辛かった。押し付けがましいっていうか。

ヤバ女は大して知らない年下の女に対して突然暴言吐きまくりのまじでヤバ女だけど心配ヅラして自分の不安を押し付けようだなんて、厚かましいにもほどがあるって台詞には同意したわ。でも、見ず知らずの女にそこまで言われる筋合いもなくない?誰だよお前、まず名を名乗れ。喧嘩なら買うたるわと喧嘩っぱやいオタク。

そしてこの女、毎日のようにど田舎に通っているのである。暇なのか?ニート?来るたびに人を罵って帰って行くのまじなんなん?

そして学校を1週間休む教師って……校長になんて言って休ませてもらったの?まじで。

 

ヤバ女は親友の妹だったらしいけど兄貴を失って私を愛してくれたら許してあげるとか迫ってくるとこにキレた。兄貴をダシにするな。

断られたらキレ散らかしてヒロインと心中しようと車で湖突っ込むのもまじでホラーすぎて。

というかヒロインは知らない人間の車に乗るなって教えてもらわなかったの?ダメだよ🙅‍♀️

1周目でこのシーントラウマすぎて2周目で車に乗ったスチルが表示された瞬間ゥエッてなった。湖に落ちた時のヒロインが思ったより冷静でちょっと笑ってしまった。私の方がもしそうなったらどうするんだ…って思わず脱出方法を検索してましたね。

 

なんか知らんけど助かって人工呼吸して息吹き返したヒロインが言ったのがやっとキスしてくれた…で思いっきりは?って声が出た。いや人工呼吸だが?それで喜んでるヒロインもどうなんだ?一気に冷めた瞬間だった。

 

その後ヒロイン、大学受かってたけどさ…それでいいんか…。勉強してる描写がほぼなくて笑ってしまった。あと鳴滝兄は生徒たちと校長と迷惑かけた諸々の人たちに謝罪しましたか?そこはちゃんとしててくれ…。追:√を外れると見れるイベントでは謝罪してくれてたのでよかった。

 

最後ヒロインのこと子供だと何度も言っていたけど本当に子供だったのは俺だって言ってて正解!って叫んだ。わかってんじゃん。

 

最初から最後までボロクソに言いましたが、人間追い詰められて余裕がなくなるとこんな風になってもおかしくないので同情せんくもないって部分もなくはない。最後に中途半端な優しさは人を傷つける。逃げていても解決しないって逃げるのをやめると決断できたのはよかったですね。

 

 

隆志

 

初めて会った時めっちゃポエマーって感じで大丈夫かな…私このキャラとうまくやっていけるか…と心配になったのだが、それを吹き飛ばす設定でそんな心配は頭から吹っ飛んだ。

 

変な時期の転校生で体強くないってそれもういかにも思い出作り感がすごくてそうなんだろなあってなったんだけど、まさか目を患ってるとはなあ。

本人も変に気を遣われたり病人扱いみたいなことされたくないだろうから黙ってただろうにヒロインがいちいちなんで!?どうして言ってくれなかったの?!とか言ってくるのにイラっとした。そういうのが嫌なんだろて。

 

よくわからんのだが面会時間外に病院侵入してバレて謹慎させられるの?退学の危機とかえっそこまでなるもんなの?村にいられなくなる??村社会こわ!

堂々と正面から入ってって病室まで誰も会わんもんなの?

両親が職場で嫌がらせされてないといいけどと心配になった。

 

なんやかんやあって会えなくなって毎日村長の家通いしてたの村長が毎日電話して報告してたの笑った。マメやなー。まあ村長は責任とか負い目とかあるんだろけど。

ヒロインの知らんところで幼馴染ズ共が隆志の居場所を掴んだのか村長に吐かせたのかは知らんけどどうやって連絡とったんだ…まじで?知りたいことを教えてくれないストーリーに泣いた。

手紙にあの丘で会いましょうって書いてあったの読んで思わず「あ〜の〜丘で〜♪」と君が望む永遠のアニメOP歌い出してしまった。もう数年以上聞いてない曲なのに覚えてるもんなんだな…。気になる方は栗林みな実Precious Memoriesを聞いてください。

 

話が逸れました。最後エピローグで急に数年後に飛んでて数年後ォ!?って驚いたんだけどヒロイン、受験受かりましたか…?しれっと数年後村で2人で暮らしてて笑ったけど。というか隆志の親関連もうちょっと掘り下げて欲しかった…わからんことが多すぎる。けど考えるのをやめた。なんかハッピーって感じっぽそうなのでもういいです…。

書くことないからって私とのことそのまま書かないでね?ってヒロインに対してそれはもちろんです。貴方との恋は僕だけのものですから。ってやつが好きだった。

 

 

 

まとめ

 

このゲーム、買ったのいつだ…ってなりましたね。購入してあの初見プレイ事件の後、たぶん5年以上は経っていると思うんですよね。

根地黒門にハマって中の人が出てるからって久しぶりにひっぱり出さなかったら一生できなかったかもしれない。ほんと何があるかわかんねえな…。

初見は教師をやって凹んだけどそれ以外のキャラは穴はあれどもそれなりに悪くはなかったと思う。進路っていうよりは恋愛の方に重点を置いてて進路はヒロイン以外の進路って感じ。だってヒロインほとんど進路のこと考えてなかったじゃん。あんな不安定で進学するって決めるのも12月とかなのによく受かったな?恋愛にかまけすぎて受かりませんでした!とか言うのもちょっと見てみたかった(オイ)

ヒロインに関してはこのヒロイン無理だ……ってなることが多々あった。悪い子ではないとは思うけど、私はあまり合わなかった。

 

全員攻略した後に見れるおまけのイベントで卒業式が見れるのが良かったね。欲を言うなら本編で見たいところだけど。まあこれをみてプレイヤーもこのゲームを卒業したって感じに思えたので良かった。

学生の頃ってほんと世界が狭くって卒業してわかれたらもう二度と会えないって思っちゃうんだよな。まあ実際もう会わない人とかいるけども結局は自分の行動の努力である程度はなんとでもできるとは思うんよね。続けるも終わるも人次第。たとえ二度と会わなくったってその時の思い出ってのは意外と覚えてるものなんだよねとそう思わされるほっこりするゲームでした。

 

最後に。今更なんだけど鳴滝兄ってどうあがいっても廃校になるんだから失業よね?どの√でも廃校になるから…。就活頑張ってねと肩をポンとしたくなるくらいには和解でき……たと思えました。

 

 

EVE burst errorが楽しかったという話

 

EVE burst errorをプレイしたらとても面白かったので感想というか日記を残すつもりはなかったけど自分が読み返してまたやりたいってなるように書いておく。

 

私はSwitch版をプレイしたのだが3000円で買えるので買ってください!!

ps4持ってるならps4版EVE rebirth terrorを買ってください!!そっちについてます!!続編も一緒に買えて一石二鳥です!!

 

 

普段はバリバリの乙女ゲーマーだがとあるゲームにハマりすぎて他の乙女ゲーをやってもちょっとしたことで思い出して集中できない状態になったので、一旦別のゲームを挟むかとなった時に白羽の矢が立ったのがこのEVE burst errorだ。

 

EVE burst errorについては前に一瞬買おうかなとamazonを見てたことがあったのだが恋愛シュミレーションじゃないんだ…じゃあいいかなとなった覚えがある。

 

 

毎日見るくらい好きなOP

まずプレイし始めるまでこのゲームが元はアダルト作品だと知らなくてえっ、そうなの?と驚いた。やけにパンツ見せる絵だな、オイ少年漫画のちょっとえっちな漫画みたいだな!ギャルゲーぽいやんと思ってはいたのだが。

とは言ってもシナリオ自体は一本道でヒロイン個別のシナリオがあるわけではないしギャルゲーともまた違うそういう要素があるノベルゲーって感じ。

 

シナリオについてあんまり書くとアレかなと思うのでそこは割愛。ドンパチ事件物。

主人公は探偵の天城小次郎と一級捜査官法条まりなの2人。この2人の視点で物語が進んでいくマルチサイトシステム。一見関わりのない2人の物語が交差していく感覚がたまらなく興奮して変な奇声を上げるほどである。

 

面白いのだがコマンド総当たりして進めるシステムが少し面倒くさい。ヒントシステムの有難さがよくわかるのでめんどい人は迷わずオンにしよう。

そのコマンドなんだがちょいちょい遊びがきいててほっこりする。コマンドで女の子にキスするとか抱きしめるとかあるんだけど私がいくら「えーーーいやだーーーー!!!」と暴れてもキスしないと進めない仕様にするのやめてほしい。私には弥生という人がいるのに…という気持ちになる。(といいつつ真弥子と結婚するを即選択したクソオタクである)

 

このゲーム、バランスがいいんだよね。会話のテンポがよくって、お色気シーンとか挟んだりもするのにシリアスなシーンではきっちりきめてくるんだよねえ…。

 

シナリオについて詳しく書くのを避けたから掴み所のないよくわからん内容になってるがまあこれは自分でもっかいプレイして確かめろって自分へのメッセージなので…。

間違いなく盛り上がったのはクラッキングシーンだけどこれはまあ私が言わなくてもみんな言ってるでしょう。

 

最後に弥生派か恭子派かで真っ二つに割れるんだろうけど私は弥生派ということを記しておきます。いや、正確には弥生と小次郎のカップリングが好きなんですけども。

私が最終的に落ち着いたのは恋人は弥生、相棒は恭子、妹は真弥子です。これが最強。

私はコナンだったら灰原派なのでもちろん氷室も大好きなんですけど彼女の好きなところはこんなことしたらクビになっちゃう!とか言いながらも手伝ってくれるところです。

弥生はねえ、もうみんな好きでしょ?かわいすぎる。私は弥生の見た目が本当に好みなんですけどいじっぱりでひとりでやってけるもん!って言ってるのに本当は誰よりも人に甘えたくて寄っ掛かりたくて仕方ない弥生がたまらん好きです。

 

rebirth terrorまでやってようやく完結だと思うのでそっちも絶対合わせてやるべきだと思う。

というか95年発売のソフトの続編が今出るのもすごいな。シリーズとして他にも何本か出してるみたいだけどそれでも今までシリーズ続いてるのってすごいなあ。

 

追:パスワードはメモしようね。あんだけメモしろ!って言われてるのにメモしなかった愚か者より

今日も暖かな海を泳ぐ。《根地黒門プレイ日記》

はじめに、このブログは私の根地黒門へのお気持ち文という名の自分語り日記なので普通に感想を読みたい方はブラウザバックすることを推奨します。

根地黒門にハマってしまっていつの日かハマっていたことも少しずつ忘れていくかもしれないと思うと悲しくて耐えられないと思ったので備忘録として狂いを記録したいと思った。

 

ノーマルエンドにはまだ覚悟が足りなくて見れてませんけどいつか絶対見ます。他√の先輩も希佐ちゃん√の先輩も全部全部見尽くしたい!という気持ちだけはある。いつかは…いつかはできるかな。

 

まずジャックジャンヌの体験版をやった時点ではテンションが高い天才ってイメージしかなく、私の興味惹かれるタイプではあったのだがそれ以上に私の好きであろうタイプの高科更文という男が存在しており、体験版の高科をやって高科に燃え上がってしまって体験版では根地のイベントを何一つ見ていなかったのである。

そんな私が根地黒門にズブズブにハマり根地以外のキャラをできなくなり、ゲームを打ち止めするに至るまでの記録をここに残す。(こんなこといってますけど高科のことは大好きです。彼は本当にできたいい男だし、体験版でそう思った私の目に狂いはなかったと思います)

フミさんのことは好きだけどあくまでこの記事は根地のことを中心に書いているのでフミさんに対してのことは書いていません。

 

 

私は常日頃から恋愛シュミレーションを愛するゲーマーなのだが、正直ジャックジャンヌは購入するかとても迷っていた。好きな七海ひろきさんが声優として出ているから買いたい!とは思っていたものの攻略キャラではないしな…という気持ちと実は私、性別を偽って学校に入学するという設定がほんっっっとうに苦手で今まで何作かそういう設定の作品をプレイしてきたのだがあの設定特有のバレるかハラハラ的な展開が苦手で仕方なかったので体験版をやるまでは8割購入を見送る方向でいた。…いたのだが、高科が気になりすぎて夢にまで登場するようになりやって無理そうなら高科だけやろう!という軽いノリでステラセットを予約した。(キュピパラの時の教訓が活かされててほんと過去の自分を褒めたい)

 

そんな勢いで買ったもののゲームが届いて数週間寝かせた。買ったはいいもののやっぱりあの設定は…って思うと手が伸びなかったのである。けどこのビッグウェーブに私も乗ってやる!!と自分を鼓舞してゲームを始めた。

最初は宝塚音楽学校じゃーん!とか言いながら宝塚を思い浮かべながら楽しんでいたんですけどこのゲーム、思った以上にボリューミーでびっくりした。公演一つ一つ作り込まれていて実際舞台を観ている気持ちになるし、稽古場風景もじっくり見せてくれてキャラの成長をとても近くで感じられて好きです。

私は宝塚が好きなんですけどやっぱり私はあくまでも客なわけでいくら彼女らの稽古中の話を映像やら文字を通して見聞きしたとしても本当の意味ではわからないんですよ。

普段輝かしい表の場面しか見えていないものも裏の努力あってこそって改めてそう思わされましたね。

 

このゲーム、まさに友情、努力、勝利って感じで熱い青春ってこうなんだなあって思うのでとても好きです。私の恋愛シュミレーションの原点とも言える金色のコルダ3というゲームもまさにこんな感じでコルダ3が好きな人はかなりの確率でハマるんじゃないか?と思っている。コルダ3ユーザーはジャックジャンヌをプレイしよう!ジャックジャンヌユーザーは金色のコルダ3をプレイしよう!(というかコルダシリーズ)

 

話が少し逸れたが高科√をクリアしてもうやめようとも思ったのだが、ちょっと興味ある根地をやってやめようかなって思った。(フルコンはできないかもなあって思っていたので)

 

根地黒門、生き急いでる系っていうのは目にしていたのでなんか患っているのか…?そういうの苦手なんだけどとビクビクしながら進めていたのだが少しずつ、ん?という違和感に始まりそれは親愛イベントを進めるごとに疑惑は深まり僕は女性が苦手なんだと告白された時点で決定的になった。これ、絶対女バレしたらアカンやつだし罪悪感で死ぬしひょっとしてこれ根地、脚本書けなくなるのでは?と容易に予想がついてしまいその時点で進めたくなくなった。

絶対バレてはいけないしバレたら死ぬ!!!!というかどうして貴方達互いに殺し合おうとしてるの?という気持ちで冬公演をプレイしていたので胃痛がマッハであった。

けど本当に地獄だったのはクリスマスだったね…☺️

クリスマスのこと、思い出すだけでプレイした次の日苦しくて忘れたくても脳内でセリフが勝手に再生されて本当に辛かった。拒絶した根地先輩の声が震えていていつも仮面をつけて完璧に隠してくるのにそれもできない、女という性がそうさせているって思ってしまってもうダメだった。希佐ちゃんもそうだけど自分も女でもうごめんなさいを通り越して私はどうして女なんだろうという気持ちになった。

クリスマスはとても苦しいんだけど先輩があの後立花くんはあの時どうやって…どんな気持ちで…って考えている場面がとても好きなんですよね…からの立花くんのことしか考えられない…ですもん…

 

余談なんですけど思い出したくないし考えないようにしていても脳内でセリフが再生されるし再生されると血の気が引き、体が一瞬で冷え、呼吸が苦しくなって鳥肌が立ってしまうので暑すぎる日には有用だなともういっそ利用しちゃお!と利用させてもらってました。いや、副作用がすごいし心臓も5分くらい痛いんですけど冷房も扇風機もなくて暑い時本当に冷えるのでオススメです。ちなみに私は「喉が渇いて水を欲しているわけじゃない溺れさせてみろよ」と「あぁ…女だ」をよく活用していました。あと「ちょっとキツイな」

1月16日の選択肢、好意があった→隠せなかったを選ぶの鬼畜すぎていつ思い出しても罪悪感でしにたくなる。はじめて選んだ時ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいと言ってた。クリスマスを始めて浴びた時と同じような症状がでて苦しんだ。

 

お互いがお互いを傷つけたと思っててすれ違い続けるのつら。希佐ちゃんは今まで根地の求めるものに対して必死に応えようとしてきたわけで、根地は根地でどんだけ底を覗こうとしても底が見えない希佐ちゃんを知りたくて底を見たくてついついやりすぎちゃったりもして。そうしていつのまにかお互いが踏みとどまれるギリギリのラインを飛び越えちゃって壊れちゃって

共倒れしちゃった。でもどちらも自分のせいで相手を殺してしまったと思っているのが地獄。

 

飢えっていうのは創作において絶妙なスパイスで飢えがなければ書けないと私は思っていて、何かに駆り立てられるように生命を燃やしながら書く根地のスタイルは正直わかるなって思った。

私はあくまでも趣味だから描けなくなっても死ぬことはないが、満たされてそれでも描きたいと思う意欲が湧かなくなったことに絶望した。もちろん描かなくなって前みたいに描けなくなったのもショックだったが、それ以上に描きたいと思わなくなった、何か描きたいと思うのに何も描けないという状態が続いてそれでも平気になっている自分がショックだった。

根地先輩は小さい頃からずっとなにかを生み出し続けていてそれが自分の全てだと言っても過言ではない人なのにそれができなくなったらまあ海に行くよね。私でも海に行く。

1月16日に世界の崩壊が始まって1月17日に海に向かう。あの海のシーンはどこを切り取っても苦しいんだけどそれ以上に美しくて、儚くて、はじめてあのシーンを見てからずっと私は海にいる。「好きになっちゃったんだ、君のこと」ってセリフが死刑宣告された人みたいで貴方が殺したんだ、貴方が殺すんだと言われた気がした。あんなに悲しい告白ある?いろんな感情でグッチャグッチャになってでもやっぱり根地黒門のことが好きなんだ。

あの場面の選択肢は初見時迷わず私も行きます!を選んだわけですけど、どの選択肢選んでも良いんですよね…立花希佐という人間は肉体の死よりもユニヴェールの舞台に立てなくなることを恐れている人間だと思うんですが、そんな彼女が私のことを書いてくださいって舞台の上での死まで差し出そうとするんですよね。だからどの選択肢を選んでも結局死を差し出しているんだよね…。たまらなく好きだ。

君にどれだけの才能があるか言っただろう?って自分のために自分が愛したその才能を捨てようとしている彼女はおかしいって根地先輩は言うけど、同じように自分の才能を選び死のうとした先輩はおかしいし、愚かだし、何より自分のせいで先輩の才能が失われるなんてあってはならないことって希佐ちゃんも思っているんだよね。才能を愛してるんだよね…お互い。なんかすごい"らしいな"って思っちゃった。この2人ってどう取っても舞台ジャンキーで舞台がないと生きていけないんだろうな。

 

才能があれば1人でもなんでもできると思っていた先輩は才能がない自分に価値がないって思ってたと思う。けど、才能を失ってそれでも信じて一緒に走ってくれる仲間がいることに気がつけたんだよね。私はまるで神様のような先輩も好きだけれど地に落ちて地べたを這ってでも前に進む今の先輩もとても人間らしくて好きなんだ。それって根地先輩が大好きな人間っぽくない?

 

僕のこと好きなの?、これって本命でしょ?って事あるごとに確認してくる希佐ちゃんからの好意に対して自信がない先輩が好き。

先輩、2割しか伝わってないのかな?って思ってるのかもしれないけどたぶん希佐ちゃんは8割理解してくれていると思うよ。

 

バレンタインのチョコをお供に遺品整理したとこの文章がすごい好き。別に私が体験しているわけじゃないのに私の喉もチョコレートを食べて熱く燃えた気がしたのをすごく覚えてる。うまいなあ。

根地先輩のプロポーズの言葉も好き。というかやっぱり根地黒門は脚本家なんだなあ、言葉選びがとても綺麗だ。そういうところも好きなんだよなあ。

ベストエンドの海で手を繋いで、ちゃんと指も絡ませてって指絡めるんだ?かわいいね。というか好きでしょうソレ!かわいいね。好き。

だってここはもう、ただの美しい海岸だもので終わるの最高だなって思う。その後タイトルに秒で戻されてポーーっと魂が抜けてハッとなるこの感覚堪らないなあ。

 

根地先輩の思考を紐解こうと考えていく過程で自分の無意識に見ないふりしてた内面と向き合わされてめちゃくちゃ落ち込んだり、根地先輩√を浴びた次の日はふわふわ風船みたいにフラフラボケボケしてコーヒーの粉末ぶちまけたりカップ麺の粉末ズボンにぶちまけて真っ白になったり、一睡もできなくて海に行ったりもした。逆に根地先輩と距離を置こうと思って根地断ちしてもやっぱり考える暇があると考えちゃうし、人とのふとした会話で根地だったらこうするのかな?とか考えちゃってもう何をしても何もしなくてもダメだなって悟った。。

 

根地黒門はもうあの海にはいないのに私(プレイヤー)だけがあの海に取り残されていつまでも囚われているの笑っちゃった。こっちが呪われてんじゃん。

根地先輩√をやってから私の海のイメージは暗く冷たい冬の海に塗り替えられちゃって海という言葉を聞いても暗いイメージしか浮かばなくて。ちょうど同時期に読んだソシャゲのスタオケ(金色のコルダスターライトオーケストラ)のメインストーリーで沖縄の海ではしゃいでる高校生達をみてそうだ…海ってこうだ!私の海のイメージは元々こうだった!これ、これだよ!!と一時的に海のイメージを塗り替えることができたのだが、その後また1月17日を浴びたらあっさりと戻ってしまった。

 

 

ベストエンドを見た後にも根地黒門にとっての幸せって何が正解?どうあるのが1番幸せなんだろうか?とかもんもん考えちゃって今思うとそんなん知らねーよ!!そんなの根地黒門しかわかんねーだろがよ!!勝手に外野が決めつけてんじゃねえし、1オタクが自分の幸せについて勝手に考えてああだこうだ言ってんの根地からみたらキメエだけだろがよ!!となるんですけど。

それこそ希佐ちゃんと出会わなかったら?√に入らなかったら?とかいろんなことを考えたわけですよ。けどさあ最終公演後の「僕をここまで連れてきてくれてありがとう」と根地√後のあのステラ小冊子の根地先輩が「生きててよかった」って言ってるもう、これが解じゃん。これだけで救われたというか…これだけで生きていけるな。ほんとよかったなって。私の呪いも解けた気がした。

 

こうして今日も根地の海を生き生きと泳いでます。

ああ根地黒門の海は心地いいな。

《スチームプリズン感想》毎日強く生きていきたいと思った

 

はじめに、実は感想を書きたいとあまり思わなくて4人ほど攻略してから書き始めたので結構うろ覚えだったりする。かなりサクッと書いた。

Switch版が出るとのことでそれを買うかと何ヶ月か前に思ってから発売日まで待つのがこんなにも長いとは思わなかった…(我慢できなくてvita版買うところだった)

 

ムービー鑑賞で歌詞が表示できるという機能付きのOP

 

 

 

 

ここからネタバレ個別感想

 

 

エルト

 

 

なんかおもしろい人。権力とか金とかなんかいろいろ持ってる人はやっぱ心に余裕があるんだなあって思った。

キルスに対して惹かれてるけどまだそんなんじゃないもーんって言ってたのにキルスにほっぺにキスされただけでウッヒョーーー!!って舞い上がって叫んでウルリクにだる絡みしてたの好きすぎた。ここがこの√で1番おもろかった。

この√のフィン、めっちゃ当て馬で私が泣きたくなった。

なんかエルトだけベストの他にグッドっぽいエンドがあったんだけどそっちも結構嫌いじゃなかった。死ぬつもりで上界行くし、彼女を道づれにはしたくないとも思っているのにそれでも一緒にいたいって思ってくれるの好きだな…キルスの実家のシーン最高だった。

 

 

 

 

ウルリク

 

最初の印象が最悪な人はあとは上がるしかないのでにこにこしながら進めてた。

ウルリク、かわいい。キルスが直球なタイプでいろいろ投げてくるからしゃーないよね!好きになっちゃうよね!

この√は終盤のあんたにも怖いものあったんだって手を引いてくれるシーンが1番好きだった。

下界√はエルトとウルリクの掛け合いが心地よすぎてずっと見てられるなって思った。

だからこそウルリク(とエルト)のバッド回収するのがめちゃくちゃキツかった。裏切ったな!!あんたを信じてたのに!!!って言われた時がものすごく辛かった。

全部辛かったんだけど最後にエルトを頼むよって1人呟きながらしぬエンドみて馬鹿野郎ーーー!ってなった。その時点でもうキルスは…….ってなった。1人残されるエルトを想うと泣いちゃう。

 

 

 

 

アダージュ

 

馬鹿の破壊力がすごい

 

私がこのゲームにたどり着いたのって夜中に古川慎さんが出てる乙女ゲームを検索したからなんだよね。なのでこのゲームがでるのすごい楽しみでこのキャラをやるのもすごく楽しみだった。

アダージュってたいして人と関わらなくても生きていけそうだし実際キルスが来るまでそうして生きてきたと思うんだけど、キルスがいなくなった後の彼はどうなるんだろうとたまに心配になる。灰になりそう。キルスは彼より先にしなないでほしい。

ビクビクしながらバッド回収したがアダージュが1人残されるエンドはほぼなくてちょっと安心した。下界でアダージュ庇って死ぬエンドは好感度低いからたいして変わらないだろうし。

 

上にも書いたがアダージュって結構馬鹿って言ってくるんだがその馬鹿の声が優しくてずっと聞いてられるなってなった。

 

ところで彼にとってのベストって実は大団円√なのでは?ベストエンドも良かったけどさ…。大団円で父親に言いたいこと全部言ったアダージュにご立派でしたってキルスが声をかけるんだけど私も大絶賛していたよ。感動しました。

 

 

 

イネス

 

とても精神が安定しているすごい男!!!

 

ハウンズの連中はみんな精神ヤバそうなやつしかいないからまともに見えるイネスって逆にヤバイ奴なの??狂ってたり壊れてたりするのか!!??とか思ったけど全然そんなことなかった。ごめん。

忠告されたのにとっ捕まってたりいろいろやらかしたりしてるのに何度も助けてくれてもう好き…って感情しかなかった。

一緒に上界に連れてってほしいって髪を切るキルスのスチルが最高すぎてめっちゃ興奮した。私そういうの好きなので。あとイネスに背を向けて泣いているスチルも興奮した。

でも上界に行く計画、結構行き当たりばったりじゃないか?ちょっとキルスに教えてもらったくらいじゃどうにもならんだろうよ。たまたまうまい具合に黒幕に接触できてユネ様の力とかもあって運良く全部片付いたって感じがする。

まあでもこの√のフィンは他√と比べると良かったねえ!と思うのでこれでいいと思います…。

 

ところでバッドエンドで独房に入れられたイネスの叫びが今も脳にこびりついている。アレ、バッドはバッドなんだけど叫びがとても良くてそこだけ好き。

 

 

 

ユネ

 

聖人なんて知るか!!!不老不死なんて知るか!!というスタンスで攻略してた。

お前が無実とかどうかどうでもいいし殺せないなら殺すだけだしみたいな感じで軽く脅してきたのに腹が立って仕方なかった。罪人なんだからいいだろ?って身勝手すぎないか?こちとら冤罪なのにあんたを殺したら本当に罪人になっちまうじゃねえかよ!!話的には私の好きそうな話だったのにお前は罪を犯してない、罪人!親殺しの残虐な奴なんて言ってすまなかったって言ってくれなかったことにずっともやもやしていた。すまなかったってそれだけ聞ければよかったのに…。

ベストエンドの最後の方なんか雑だった…。

 

あ、恋人関係を解消してキルスの最期に会いに行くエンドとキルスに看取られるエンドは結構好きだったよ。

 

 

 

 

フィン

 

よかったぁ……と素直にそう思った√だった。

 

大団円以外の他の男の√の彼を見ていると本当に良かったと思える。当て馬されたり病んだり殺されたりその他いろいろ…なんかバッド以外でも散々な目にあってあわされな関係でしたね…

フィンが身代わりになって今までプレイしてきたキルスの立場とまるっきり逆転するのが新鮮だったし、今まで見てきたフィンを思うとは、ハウンズ嫌だーーー行きたくないーーー!とプレイヤーの方が暴れていた。でも思ったより残虐なシーンとかなくてホッとしたしイネスには頭上がらん。

ザクセンと一悶着あってエルトに拾われた後はトントンと進んでってこんなうまい感じに進んでって後でなんかまた来るのか…?とビクビクしていたけどなんもなくエンディングを迎えてホッとした。うん今まで頑張ったもんな…という気持ちでいっぱいになった。

 

ところで過去回想でフィンがキルス様と呼びたかったって言ってたのちょっと笑ってしまった。うん、なんかわかるよ…。

 

 

 

まとめ

 

このゲームをやっていて思ったのは2次元でも現実世界でも不条理なことってあるけど折れずに自分が正しいと思う道を見続けるって難しいって思う。キルスが不条理を受け入れつつもその中でも自分の道を信じ突き進もうとする姿がとても良かったしカッコいいなって思った。

最初は貴族の世間知らずで無謀なお嬢様って感じで私このヒロインと合わないかもしれない…!と思っていたのにどんな状況でも逞しく生きていて決して折れないキルスが最終的に大好きになってしまった。

個人的によっしゃここだ!!って感じの盛り上がりはそうなかったけど自分の中で満足な位置にはいるかな。過程は自分的にはうーんって感じのキャラもいる。あと黒幕が雑。出てくるサブキャラがほぼほぼ黒幕であっさり自供&自滅コンボ炸裂しててしょぼ…って気持ちになった。というか結局ヒロインの血ってなんか意味あったの??

キルスの視点とは別に他キャラの視点があることでうまく補完されていていいと思った。他視点が大好きなのでそこは大大満足!(でもフィンの視点は大体辛かった)

どのキャラも魅力的で狂うほどめちゃくちゃハマったってキャラこそいないけどみんな好きになった。(ユネ様については複雑な感情もあるけどちゃんと好きだよ)お気に入りはアダージュとエルトです!毎日イベント回想して√周回してた!!アレ?結構ハマっているのかもしれない?

 

最後にこのゲームOP良すぎないか!!!毎日毎日飽きるほど聞いてたよ!!!個人的にvita版のOPがお気に入りなんですけど貼っておいていいですか!!?貼っておきますね!!!

《殺し屋とストロベリー感想》タイトルが物騒なカフェゲーをプレイした。

 

まずはじめに

このゲームを購入検討している人へ

 

3時間で1周終わるので興味があるなら買えばいいと思います。サクッと終わるし〜と思えば何も感じません。

・殺し屋コワイィ……怖くありません。これはふんわりカフェゲームです。 殺し屋、カフェ要素2:8  

   

プレイするつもりがある人は絶対ネタバレを見ない方がいいです。何故ならネタバレするほど中身がないのでネタバレを見るとゲームをやる意味がほぼなくなるからです。

 

タイトルに惑わされるな!

これは心を壊した女の子が少しずつ感情を取り戻していくふんわりカフェゲームだ!!

 

だんだんクセになってくるOP貼っときます

 

 

話に関してはもう短すぎるしツッこんだら負けだと思っているので好きだと思ったところをピックアップします。

 

 

 

 

 

 

ここから個別感想(ネタバレ)

 

 

ツキミ

 

正直みんなに壊れてる壊れてる精神異常者みたいなこと言われてたのにまったりカフェ時間が長いというかほぼ喫茶店やってただけだから壊れ部分がそこまで伝わらんかった。節々にそういうとこは感じるけども。

そもそもその喫茶店自体がノイ曰く壊れてるツキミの正気の部分らしいから尚更わかんなかったのはある。

 

この√の1番好きなところはイチゴちゃんがツキミと離れたくないし、もう施設に戻りたくないからもしそうなるのなら私を殺してとツキミに言うとこ。あそこめちゃ興奮したね。ツキミも沸いてたけど私も一緒に沸いてた。その後の殺すことが私の愛情ってツキミもワンセットでたまらん!

 

バッドエンドなんですけどまあイチゴが殺されるエンドかなって思ったけどそれは本人達的にはハッピーだから…って思ってプレイしたら殺せてなかった……だと?そりゃバッドだわ…こりゃイチゴちゃんも嘘つきって言いたくもなりますわ。

でも殺すのに間に合うもクソもなくない??5分くらい猶予あるみたいなこと言ってなかった???モタモタ何してたの??単純に殺したくなくて殺せなかったんじゃないの??混乱して終わった。

 

 

 

 

アモン

 

うーんなんだろう、押し付けがましい人みたいな感じで苦手だったんだけど殺し屋だからってつらい事があった女の子に優しくしたいって思うのが悪いこととは思わない的な台詞はまあ確かになって思った。まあそれを人に強要したりするのはうっせえって感じですけど。 

 

毎日店に来るってちっちゃい約束をして部屋で楽しみだなって思ってるイチゴちゃんかわいいな…というかなんか和むなこの2人。

アモンがはじめて人にもうすぐ殺すからってのとは別で抱いた優しくしたい、幸せになってほしいって感情とイチゴちゃんが徐々に楽しいとか嬉しいとかって感情取り戻していくのをみてるこっちがあったかくなるっていうか。なんだろう初々しいカップルをみてるようなちょっと違うような感じ。かわいいね。

 

アモンはイチゴちゃんがいた施設がある組織の人だったって終盤唐突に知らされてなるほどーって思ってるうちに終わった。最後怒涛の展開きてハイ終了ーーータイムアウトー!って感じで切るのやめてくれない?

というか解せんのがツキミの√でツキミ壊れてる!精神異常者だからやめとけ!とか言われてたのにそのツキミにアモンは一晩で12人殺してるんです。我々からみてもヤバイし、精神おかしくなってると思うって言われるのまじ解せんかったw 

うーんでもアモンがした行動ってこれから先のことを考えたアモンなりの覚悟ってわけじゃない?人数がーとか精神がーとかいったらアレだけど結構納得のいく流れかなと。

流されるだけで何も選んで来なかったアモンがイチゴちゃんを守るって決めたのに対してイチゴちゃんが裏の世界の人でもアモンと一緒にいるって選ぶのがハッピーエンドでどうすればいいかわからずに選ぶことができなかったのがバッドエンドってなんかすごいよかったな。

 

アモンは正直全く興味ないタイプだったから無風で終わるかなと思ってたけど結構好きだった。なお、他の√では株が下がるだけだった。別人だと思っておきます。

 

 

 

 

 

長谷川

 

もーーーーー言っていい??騙された!!!まともな人だと感動した私を返して!!!!と怒っていたらうっそぴょ〜ん!!と言われて憤慨している騙されやすいオタクで泣きたい。

 

ボタン外れてたのをイズナに身だしなみくらいちゃんとしろって言われたのもぜーーーーーんぶ長谷川のせいじゃん!!!こいつがわざとそう仕向けたのになんでヒロインがそんなこと言われなきゃならないわけ???ふざけんな!!とめっちゃキレた。

 

つーか心を壊して声もでなくなった女の子が保護されてそこから少しずつ感情取り戻してって笑えるようになったのにそれをまたぶち壊すのに怒り狂ったんだけど一連の行動ぜーーーーーんぶ社長の指示って事にまた怒り狂って疲れた。

 

騙されて怒り狂ってたのがほとんどでその後の展開頭に入ってこなかった…。最後えっ、そんな?あっけな…って感じで終わってまうし。

 

 

 

 

 

イズナ

 

最初から最後まで印象を裏切らないとてもいい男だった…。

 

アモンも言ってたけどイズナって裏社会向いてないよ、イチゴちゃんと2人で喫茶店開業しなよ。人に深入りしないようしてる癖に何だかんだ気を遣うし、ほっとけばいいのに構ってくれるのこの人ほんと面倒見よくて優しい人なんだよなって思う。

アモンとイズナ、隣の芝生は青いんだなあって感じ。

 

ところでイズナとイチゴ、初々しい中学生のカップルみたい空気感でかわいいね。最後らへんイズナはなんかめっちゃデロ甘になってたけど。

 

 

 

 

 

クラマ

 

言っていい??めっちゃ好きだーーーーー!ゲーム買ってよかったって思った!!!

 

実験したいとか言いはじめた時はうわあ…って思ったけどその後マツリさんにガツンと言われてからの先生は普通にかわいくて好き。

不器用なんだよね、この人。人ともあんま関わらないし、年頃の女の子に対してどう接すればいいかわからなくてあたふたしてるのがはじめて子育てしてる父親みたいでかわいかった。

つーかこの√はマツリさんのおかげですごい助かってるよな。ツキミさんの√では余計なお世話だなあって思った彼女ですがいろんな事情とかは抜きにしてもやっぱりいい人なんだよなあって思った。(でもツキミ√でツキミはやめた方がいいっていう彼女に共感はできる。私もツキミはやめといた方がいいと思うもん)

あとバッドエンドは実質マツリさんエンドですよね?

 

最後逃げる時クラマがプレゼントしたドールを持ってきてるのが好き。ラストドールハウスにメイドのうさぎと犬の医者が並んでるスチルに妙にわきあがってしまった。こういうの好きだ!

 

 

 

 

 

ノイン

 

攻略制限かかってるし、真相扱いっぽいからそれなりに期待してたけどほぼ他√でわかってた情報ばっかだったし真相ってほどなあ…って感じの内容だった。あ、アモンの株が下がった。

 

イチゴちゃんなんもしてないのに八つ当たりでイチゴちゃんにキレたりするしちょっと苦手なタイプかもって思ってたんだけど最終的にかなり好きになった。

 

アモンに脅されてノインに生きていてほしい。なら、私にできることは決まってるってあっさり覚悟決めちゃうのすごすぎだし、ノインの裏社会を変えたいって話を聞いて施設に戻ってもその言葉を信じて待つって思うのもすごいなあって思う。イチゴちゃんが最後まで生き残ったの、こういうとこだよねきっと。

 

ノイン√でしかイチゴちゃんの声って治ってないんだよね…私クラマの√で治ってるの見たかったんだよね…とちょっと悲しくなった。

あと本名ってノインのもう1つのエンドの方でしか分からないんだね…でも本名回収されてよかった。

 

長谷川√で騙されたーーーー!!って発狂してた私ですがこの√もアモンに騙されたーーーって怒り狂っていた。ほんと騙されやすい。

いやだってノイン成人してるらしいけど年齢不詳らしいし50代って信じちゃったよ(アホ)アモンのせいで私ずっとえっ50代…イチゴちゃん彼50代らしいけど大丈夫??ていうかイチゴちゃんて未成年だよね??大丈夫??!大丈夫じゃないよね??!!しかも50代であの言動ってやばくね…と軽く引いていたのに嘘とかアモンほんとうに許さない。そしてノインさん本当にすいませんでした。

 

 

 

まとめ

 

あんまりよかったって話聞かないし、値段もめちゃくちゃ下がってるし、シナリオ金太郎飴らしいし正直期待してなかったけど私は言うほど悪くないなって思ったし結構気に入った作品でした。

殺しパートはほぼないし、なんなら殺し屋パートは全キャラほぼ同じシナリオの流れだからつまらんっちゃつまらん尻切れトンボだし。まあそれ以外の喫茶店パートも大して変わらんと言ってしまったらそれまでなんだけど。

このゲームの男たちはちょっと惚れやすいのか?とも思うんだけど、ゲーム中でマツリさんとかが殺し屋だって人の心はあるし大なり小なり被害者であるイチゴちゃんをみて思うことはあるって言ってたので最初は同情とか罪悪感とかそういう感じだったのが変わってったって思うことで納得してる。みんながみんな裏社会でずっと生きてきてイチゴちゃんに貴方がいてくれて良かったとかそばにいれて幸せとか言われたらコローンといっちゃうのはなんかわかるもん。

心が壊れてしまっているイチゴちゃんが日常でほんのささやかな人の優しさに触れてゆるやかに人を好きになっていくって感じは結構気に入ってはいる(多少強引なところもあったが)これ+殺し屋パートをもっと深められればもっといい感じになったと思うんだけどな。風呂敷畳めなかったな…。

このゲーム、バッドエンドで如何にも人が死にそうなのにほぼ死なないし、まずイチゴちゃんが死ぬというエンドは1つもないっていうのはびっくりした。設定を知ってなるほどだから死なないのかって思ったんだけど本当に心が折れて死にたいって思ったら自分で死ぬことはできるからそれでも死なないイチゴちゃんてすごいなあ。

 

そういえば2021年初ゲームでした。

 

最後に私こんなブラック喫茶店で働きたくないと思った。