カオス・パラダイス備忘録

乙女ゲームのうろ覚えネタバレ感想日記です。

《セブンスカーレット 感想》初恋の呪縛

はじめに言っておく。プレイして時間が経っているので8割記憶が飛んでいるのだが、今後もう一度プレイするとは思えないので、2割の記憶が残っているうちに文章に残しておこうと思った次第。完全に私が読み返して思い出す用。忘れたを多用する。

 

これからプレイする予定が1ミリでもあるのならブラウザバックすることを推奨する。

 

あと更新データがあるので必ず更新して。

重大なネタバレを食らう模様。

 

この物語は失踪した兄を探しになんかやばそうな村に行ったら酷い目に遭った!けど恋人できたしイッカー!みたいな内容である。(違う)

 

 

OPがまず実写で驚いた。クリアしてから見ればなるほどと感じる。私は森久保祥太郎が歌っている方のOPにハマりすぎて曲を買った。もちろん実写の方も買った。


PS Vita「7'scarlet」 オープニングムービー

 

 

このゲーム、すごいのはなんか背景?がなんか動くんよな?動いたっけ?忘れた。

 

ゲーム開始でムービーが流れるんだけど、まず怖い。何かから逃げている女の人が電話(赤電話が怖い)をかけようとしてお金がなくてかけられないでもたもたしていたら追いかけてきた男に刺されそうな雰囲気(違うけど雰囲気だから)でぶつ切られる。このムービー、周回する毎に追加されていく。しかも飛ばせない。

 

ソラユメ(TAKUYOのゲーム)の赤文字BIG程度でビビる極度のビビりだからめっちゃ怖かった。

 

ヒノ

 

わかりやすいほどイチコが好きなの丸わかりな幼馴染。

確か銃がトラウマ。最後はトラウマを乗り越えてイチコを助ける展開だなと思ったらあんまり出番がなかった愛想悪いおっさんにいいとこ持っていかれたって印象。

たぶんこの√だったと思うが、ユキに何か手がかりがあるかもしれないから図書館に行ってみては?と言われたのだが、物騒な事件が頻発して外出禁止ってなってたのにそれを破って深夜の学校に忍び込んで何故かプールでイチャイチャしているのを見せつけられた。意味がわからない。

 

特段印象にない。普通の幼馴染。

 

初恋カウンター1

 

イソラ

 

名前を思い出せなかった。

料理が上手い人。昔から苦手で食べられないと言っている食べ物を何度も無理矢理食わせようとしてくる男。「食べてよ」こわい。

監禁してきそうな男だと思ったがやっぱり監禁してきた。

初恋カウンター2

 

トア

 

前髪が鬱陶しそうなメガネ半纏オタクアイドル。前2人の√でいつもライブが中止になっている可哀想な人。この√でライブしてハッピーエンドだなと思ったら自分の√でさえライブができなかった可哀想な人。この時点で何かの予想がついてしまった。

初恋カウンター3

 

ソウスケ

 

あと1人攻略対象がいたはずだけど思い出せないと数分悩んだ。

正直印象に残らなくて全く記憶がない。申し訳ない。カフェに行ってイチャイチャしてた記憶がある。他の人の√で1人でどっか出かけてばっかで明らかに怪しいと疑っていた。この√のイチコにどうして暗くなってきてるのに1人でたいした装備もせず山に登るのかとキレた記憶がある。この√だっけか?忘れた。

初恋カウンターではないが過去に会っているので一応カウントはしておく。

 

ユヅキ

 

陰険で性格悪そうなオーナー。その制服はお前の趣味なのか。

よくわからんが看病したらデレた。

いつのまにか呼び捨てになってて笑った。

ちょろいけどかわいい奴。私が1番好きなキャラ。というより三木眞一郎の声が良い。

意外とノリが良い奴だったような気がする。

 

 

 

真相その1

 

このゲームには屍者伝説というものがあって、今までの√で表に出てきてイチコたちを襲ったりしていた屍者とは別にもう1人いると判明し、その屍者の犯人探しみたい人狼ゲームが始まる√。

この√をやる前から正直薄々誰が屍者かは予想がついていたのだが、やっぱりという感想でしかない。

あっさりネタバレをするが、屍者はトアだった。トア√のラストは明らかに不穏なものだったし、おまけを見た際トアだけ他の攻略キャラと比べてスチルが微妙に少ないのが気になった。ユヅキのスチルが少ないのなら気にはならないが、その他3人とトアは同列キャラだと思ったからこその違和感。あとライブをしなかった。

1番自分に焦点が当たるはずの自分の√でライブをしないという事はもしかしなくても真相に持ってくるつもりだって思った。

トアが屍者ならば最後にライブをさせて成仏させてあげようみたいな流れになるエンドだなとすぐ予想がついたし、これは予想通りだった。 

 

真相が解放されましたって表記から真相に飛ぼうとしたら解放場所がトアの√からの分岐ってことがまずあっ…察し案件。

 

クリアしてから思い返せば花火の色が分からない。(見てなかったと誤魔化した)猫に好かれる(神社)。暑さなどを感じない(半纏)とかなりヒントを出されていたのだが。

 

この真相、予想はついたがショックで数日引きずった。

 

 

真相その2(兄)

この真相√で始めて登場する兄。立ち絵もあるし、声も緑川光という贅沢。

あまり記憶がない。兄は屍者の中でも花がある限り死なないすごい奴らしい。なんか忘れたが幼女のイチコを助けてなんかわからんが成長したイチコに惚れていた。

正直兄の真相だけを知りたいので兄と恋愛しなくていいですという気持ちでプレイしていた気がする。

他の√で兄を探しにきたはずなのに男とイチャついて終わってた癖になんだこのイチコとなった覚えがある。イチコなんで好きになったの?

 

とにかく緑川光の無駄遣い。とても良い声でした。

どうでもいいがこの√で兄の立ち絵が出るまで私の兄のイメージは古い男性オタクのようなイメージだったのに普通のイマドキ風な青年みたいなのがでてきてガッカリしました。

 

まとめ

 

ツッコミどころはわりとあったが楽しかった。

 

が、このゲームの攻略キャラのほとんどが幼い頃数週間?ほど村に滞在したイチコに惚れているという現実に頭が痛くなった。

なんで???乙女ゲームってもっと恋愛の多様性を見せてくれると思ってたんだけど?

過去にちょっと交流しただけのイチコをずっと想ってるってなに!、?こわいよ!?

過去の幼いイチコと成長したイチコは同じ人だけど違う所も確実にあって、それを埋めていくんじゃないの?この人たち初恋の呪いにかかってるよ!?

幼イチコどんだけ魅力的なんだ?プレイヤーにも教えてくれ。

 

このゲームのシナリオ書いた人はこのシナリオを書きたいのであって恋愛シュミレーションとして書きたいわけではなかったんだなと落胆したゲームでした。そういう意味では黒蝶のサイケデリカに近しいゲームなのかもしれない。(話変わるがこのゲーム中に湖が出てきて黒蝶を思い出して鬱になりました)

そういえばヤスって警官のキャラがいて終始犯人はヤスっていじられてたけどこれ、今の若い子に通じるの?

 

 

まあとにかく恋愛シュミレーションゲームとしてではなく読み物としては楽しかった。オススメする。夏にやって。

 

 

最後に

イチコゲシュタルト崩壊した