カオス・パラダイス備忘録

乙女ゲームのうろ覚えネタバレ感想日記です。

《Tlicolity eyes 感想》トリコリティモード=修行

オトメイト×フロンティアワークスの三角関係をテーマにしたtriAngle PROJECTの作品3つの内の1タイトル。後の2つは片恋コントラストと蛇香のライラ。

 

芸能界モノでなんかメロメロの術みたいなやつ!キャラデザとOPが好きだからニンテンドーポイントも残ってたし勢いでSwitch版を買った。 OP貼っとく。

 


Nintendo Switch「Tlicolity Eyes -twinkle showtime-」 vol.1 オープニングムービー

 

この時まで私は芸能界モノも三角関係も好きだと思っていた。

 

シリーズ共通設定として人口の約3割が能力者と呼ばれ、不思議な力を持っているらしい世界が舞台。

この物語のヒロイン東地三姉妹も能力者であり、相手のステータスを一時的にアップさせるという能力を保持している。しかし、この能力には副作用があり、能力をかけた相手を自分のトリコにしてしまう。しかも副作用は男しか効かないらしい(なんで?)

 

この副作用をトリコリティモードというのだが、発生時トリコリティモードってボイスと共にコントローラーが振動する(スマホのバイブが死ぬほど嫌いで電話以外バイブならないようにしてる私は秒で振動オフにした)

さらに、ピンクのキラキラエフェクトがでてなんというかこう一言でいうと………

 

こっぱずかしい!!のである。

 

 

ネタバレにあんまならない各編の印象

 

vol.1編

・とにかくブーメランな人たち

・ダイエットの敵!小野沢マサト!

・炎…上…?

・ストーカー並のしつこさ

 

vol.2編

・壁に耳つけて生活してる男

・ママ……?

・呼び名が豊富

漫才コンビ結成

 

vol.3編

・葵「あなたたちアイドルって自覚ある?」

・クズ社長

・お前たちは楽屋をなんだと思っているのか

 

 

 

※こっからただのほとんどネタバレ

 

 

Vol.1

        映画のエキストラとして参加した主人公の桜ちゃん(三女)なんやかんやあってマサトに気に入られてスカウトされる。で、映画の代役することに(主演女優が男と駆け落ちして映画撮影すっぽかすとかそんなことある???!主演やぞお前!)

 

チヒロ

    なんか見るからにオレ様枠そうな見た目の人。桜ちゃんが代役することになった映画の相手役。

 

いきなりずぶの素人代役でヒロインどうですか?って言われても困るよな…ってことで2週間猶予期間が与えられる。エキストラで参加していた時と違ってひたすら塩で冷ややかなチヒロに困惑する桜ちゃん。そりゃそうだ。

必死にレッスンする桜ちゃんを密かにみてたらいつのまにかデレていた…ちょろい…

 

制作発表前ガッチガチに緊張してる桜ちゃんにチヒロが能力をかけて乗り切るんだけど、お前!能力持ちか!!言葉で相手を服従させることができるみたいな?能力らしい。

 

正直自分の言葉で人を動かせることができるって怖いと思う。だって爆発しろ!って言われたら爆発するんだよね?!!(飛躍的な思考w)

 

桜ちゃんが能力持ちだって申告した時自己満足な能力だって明らかに能力に対して棘あるような発言してたんだけど自分も能力者でいろいろあったからこそなんだなって…

 

とりあえずそれは置いといて、ここまではまあ良かった。その後が問題だった。

チヒロ「俺に能力かけろ」    は?

いやテレビ局ですけど。

 

お前ら芸能人の自覚ある〜??

 

副作用で迫られてる桜ちゃん。ここで選択肢。

どんな選択肢か忘れたけど抱きしめる形になったが(いやアホか)マサトが呼びにきて難を逃れる。テレビ局で何やってんだこいつら。

 

何がやばいってこのゲーム、ほんっっとこんなんばっか。私このゲームやってて何回芸能人の自覚ある〜〜???!アホなん??って言ったと思う??カウンター設置したいくらいだわ!

 

撮影の合間に祭りに行く桜ちゃんとチヒロとマサト。ここでも桜ちゃんのお花畑思考能力ターン!能力かけて射的で景品取ろうとすな!屋台のおじさんが泣いているぞ!!そして案の定副作用で芸能人の自覚(略)

仕事でマサトは離脱して(この時点で帰ろうよ)2人で花火を見るために高台へ。昔親ときたらしい。あっこれ明らかなんかあったパターンやん!と思ってたらなんか気まずそうに恐る恐ると言った感じで話しかけてくるおっさんもとい父親が登場。

父親はチヒロの能力発覚して母親の不貞を疑って家族関係悪化からの離婚。チヒロは親が離婚したのは自分の能力のせいだと思っているわけですね。

実は自分の身内がこっそりナノマシン投与を受けていてでも大した能力は発現しなかったからバレなかったというなんともアホらしい…

 

自分の身内が原因だったってことで謝りたいと思ったらしいけど、ストーカー並みのしつこさである。事務所で待ち伏せしてたり、街で桜ちゃん見かけてなんとか会わせてもらえるようセッティングしてくれと言ってくるし…そんなこと頼むな!!

私はこの父親に対して謝ってどうしたいの?自分がすっきりしたいだけじゃないの?自分の身内がアレだったとしても結局母親とチヒロにいろいろしたのは事実なんだし、で?貴方はそこからどうしたいの?と散々辛辣に言いながらプレイしていたのだが、息子の能力は正直怖い。それにやった事実は変わらないし、今更親子に戻りたいなんてムシのいいことは言えないのはわかってる。それでもどうしても謝りたいというようなことを言っていた(うろ覚え)のはちょっと評価した。

桜ちゃんの協力もあってまあ仲直りした親子(何故か現場に桜ちゃんもいる)草むらがガサガサいってこれは絶対撮られたやつ……!と思うがその後特に何もなかったからアレ?って思った。思っていた。

 

この一件があって完全に落ちたなこいつ…状態のチヒロ。この後本当に私の記憶がなくってまあとにかく付き合うことになった2人。イチャイチャデレデレノリが中学生みたくてこっちが恥ずかしい…。

撮影現場でも本当に恋してるみたいと言われて焦る桜ちゃん。顔に出るし、隠すの向いてないよ…。そして家に招待されてノコノコ行く桜ちゃん…マンションの入り口らへんでvol3の攻略対象がでてきて、気をつけなよと忠告されてようやく芸能人だから気をつけなきゃと焦り出す…だが時すでに遅し、プレイヤーもちょっと忘れかけてたが、さっき父親と会った時やっぱり撮られていたと発覚!父親とチヒロと3人で会っていたのに2人で会っていたようなアングルでカットされて週刊誌に掲載される。

 

このゲームこんなノリだからいや炎上案件やろww撮られたらアウトやーんwwとか私が勝手に言っててもなんだかんだ撮られも炎上もしないと思ってた。そんなことなかったな。

 

映画公開前にこんなん…映画関係者可哀想…。つーかこの映画が初仕事の新人女優なのに公開前にこれって仕事来るん…?て感じだけど…。

 

移動の車の中でチヒロと久しぶりに会った桜ちゃん。しかしファン集団が車の前に飛び出してきて囲まれてしまう(こわい)

いやこわくね???

車の前に飛び出すな!ひかれてえのか!ひいたらこっちが悪くなんだよお前ら免許もってねえだろ!?

車の中でファンたちに桜ちゃんを罵られ能力者だから〜って言われてキレて俺も能力者だから言うなら俺も言え!と車からでていってブチまけてしまうチヒロにひ〜〜そんな火に油を注ぐこといわんでも〜〜!マサトの後処理も面倒になるだろ!!

 

その後公開初日舞台挨拶で謝罪して交際宣言するとか言い始めて私はもうやめて〜という気持ちに…。その後はあれですよすいませんしたーー!でも私たち付き合ってまーす✌️✌️て宣言して公開して普通に外でイチャイチャしておわり。はいよかったね。

 

この√チヒロさんも人に憧れるんですね!って選択肢で笑った。あと買っていく飲み物の選択肢がお茶とおしるこなのうける。なんでおしるこ?w

 

 

マサト

          ヒロインの所属する事務所の社長。こんななりしてるけど三十路。前髪切れ。

 

 なんか飄々としてて事務所の社長として所属女優と関係は持たないって責任感を序盤は感じられたような気がしていたけどそうでもなかった。

 

甘いものが好きでいろいろ差し入れしてくれたり店連れてってくれたんだけど1つ言っていい?

太るから毎回ケーキ持ってくんのやめろ

体型管理大変だろ!

 

自分がスカウトしたってのもあるんだろうけど送迎からもろもろの世話してもらってって・・・この事務所人他にいないの???マネージャーの仕事だよね??

 

社長って・・・暇なの・・・?

 

祭りのターン、ほぼ共通なんだけどマサト寄りの場合は桜ちゃんが足を痛めてしまって場所を移動して休むことに。(チヒロが一旦外すんだけど連絡くらいしてあげなさいよ・・・)痛くないから大丈夫って言ったら嘘はいけないよって低めの声で言われてびびる。

 

この√マサトが引き気味だからとにかく桜ちゃんが押せ押せGOGOで告白して振られて、それでもあきらめられないから1人前になった時に告白させてほしいって宣言する桜ちゃん。まあマサト逃げる逃げる桜ちゃん追っかける追っかける。

映画の完成パーティーでまだ1人前じゃないけどどうしても告白したいってキスする桜ちゃん

おいおい大丈夫かーーーー!?パーティー会場でいくら外でも事務所の社長とキスしとんのどうなん?いいん? 芸能人の自覚・・・(略)

 

とにかく言い訳並べまくるマサト。僕とじゃ歳が離れすぎてるって言われてこいつ何歳だと思って公式見に行ったら30歳なんかお前ーーー!!?そりゃびびるのも怯むのもわかるわ!!!だって桜ちゃん18歳なんだもんな!!?年の差・・・じゅう・・・に!?

 

流石に自分の桜ちゃんを好きって気持ちに嘘はつけなくてついに認めるマサト。こういう年上のめちゃくちゃ臆病な男がヒロインの強気の押しに折れて白旗上げるの大好き。

付き合うことになって幸せ絶頂って感じだった桜ちゃんだが、ある日事務所でマサトのESP能力証明書のコピーを見つけてしまう。(いやもっとちゃんと隠せや!)

少しずつ違和感があったのだが、やっぱりお前も能力持ちかーーーー!!(2回目)もうどうせ全キャラ能力持ちなんだろ?はいはいわかった。

 

マサトの能力は相手が嘘をついているかわかるという能力。嘘が分かるからこそ嘘が嫌いでだからこそ嘘がない桜ちゃんに惹かれたってのは良い。だからとにかく綺麗な君を汚したくないとかそんなこと連呼してたのか。トリコリティモードの時すごい崇拝してくるのもw

そんな嘘が嫌いな男が芸能界という世界でやがて自分も嘘に染まって大好きだった芝居にも嘘があふれていくのは正直キツイなって・・・。

 

桜ちゃんがマサトに「違う!あなたは自分が傷つきたくないだけなんでしょう??私は心の中を読まれたって怖くもなんともありません!私は自分の気持ちに嘘はつかないし、嘘なんてつけないもの!!」って言ったのが私にもクリティカルヒットして心がとても痛いw

いやでも痛いところついてくるな桜ちゃんwこれ刺さらない人間いるのか?

正直マサトの肩を持っちゃう。だってそんな能力持ってたら人を信じることなんてできなくなるし、臆病にもなる。行動に移すのに100の勇気も必要だわ。

 

ここからまたすれ違い生活が始まって桜ちゃんが怪我したって知らせで焦って飛んでくるのだがおもっきり抱きしめて2人の世界感醸し出し始めて笑った。もう何も言わないわw

自分の気持ちに自信がないマサトに自分の言葉でノイズが走るかどうか確かめさせるってのは良かった。

 

ED後にあのパーティー会場で指輪パッカーンしてたんだけど

 

自称重い男らしいが確かに重いな?と思った。

 

まあ桜ちゃんがいいならイッカー(完)

 

 

 

ところで、ほっぺたにリンゴ飴ついてるってなんだよ!

 

トリ(修行)

 

最初に言わせてほしい。

辛かった。

三角関係は好きだって思ってたのにこの√がこんなに苦行な√と化すとは思っていなかった。たぶん全編この√に関してはまともな感想残せる気がしない。

この√やっててとにかくおま、それブーメランな!って言ってた。だっておかしくない?祭りで誰が見てるかわからないし目立つ行動はやめた方がいいんじゃないですか?って言うチヒロが数秒後に桜ちゃんの手繋いでて笑った。(この√の男たち自分の個別にブーメランしまくる)

 

まあ個別の展開よりもこっちのが好きかもって思って楽しかったところもあった。(途中でぶち壊されたけど)

撮影現場で「芝居ってある意味嘘の世界で、みんな自分じゃない偽りの誰かを演じている」ってマサトが言った時「でもお芝居って人を幸せにしたり楽しく出来る嘘だと思いますよ」って桜ちゃんの返しが良い!!!マサトは能力でこの言葉が桜ちゃんが心から言ってる言葉だとわかるから尚更効く。ここはお気に入り。

 

その後クランクアップした後プロデューサーに作品のスピンオフドラマ制作が決定したことが発表される。

そのドラマの新キャラクターにマサトが演じるとその場で発表される。

 


………は???

 


はっ?えっ?意味わからんくね??だっておまさっき芝居は嘘の世界でどうのこうの言っててあの桜ちゃんの言葉で復帰を決めたのかなってのはわかるよ??不自然じゃないけどいやおまそんな秒で決まるかよ!!!いやそれでいいのかよ??!つーか自分の√のマサトはまだ怖いけど……って感じだったのにえっ??吹っ切れんのはや!!!

 

共通でテレビ局で副作用にあたふたして芸能人の自覚ある???ってキレてたのにトリアイ√で楽屋で副作用かかるからって鍵しめるの学習したんだな!!って感心しまった自分が嫌だw

でもその後に「俺はスキャンダルなんて怖くない。お前のその顔を他の奴に見せたくないんだよ」って台詞で真顔になった。

 

この人たち基本的に中学生みたいなの!カップケーキの大きさ争うし、のど飴食べさせてくれなきゃいらない!に運転中で手が離せないから飲み物飲ませてって張り合ってるし…そこまでして食べも飲まんでもよろしい!あと撮影現場で告白しようとするな。

 

 

Vol.1まとめ

 桜ちゃんは本当に素直であったかい家庭でいい子に育ったんだなあってのがわかるいいヒロインでしたね。私はひねくれで自分に自信もなく自己肯定力がとにかく低いオタクなので、ここまで真っ直ぐなヒロインに嫉妬を通り越して尊敬の域。芸能界に染まらずずっとそのままでいてほしい・・・(顔にですぎるのはアレだけども)

芸能界モノって好きだって思ってたんだけど、素人がスカウトされて~みたいなシンデレラストーリーって共感性羞恥が働くシーンが多くて個人的にとても辛かった。あとこの人たち隠す気あります??すっぱぬかれるかも炎上するかもってずっとハラハラしてて疲れた。私はアイドルオタクでもあるので、オタク目線でみてしまって私がこの人達のファンだったら泣くなって思いました。

ところでどうしてみんな能力かけたがられるの?家事能力アップとかなんだよw家事能力に能力アップもクソもあるか!

 

 

Vol.2

  なんかわからんがワタルと同居することになった棗ちゃん(二女)がカメラマンとして成長するために奮闘するお話。

 

 

ワタル

  人気の若手モデル。チャラくて女とめっちゃ遊んでるわりには本気で恋愛したことは1度もない。口から産まれた男。

 

 

私は女遊びが趣味でペラペラ口説き文句が出てくるようなチャラいタイプって正直全く興味がないのとワタルの後すぐにヨウスケを攻略してショックのあまり内容が8割飛んだので本当に記憶にないのが申し訳ない。

 

Vol.1でかわいいんだからボーっと歩いてたらダメだよと言われたのが解せぬ。なんでこっちが悪いみたいに言われなならんのだ!変な男がつきまとってくるほうが圧倒的に悪いのに被害者にも非があるみたいなの・・・えろい服着てる方が悪いみたいなやつやん!と2をやる前から早くも私からマイナス評価をつけられた男である。

 

いじめられていたという過去を持つワタルなんですけど、女の子にトラウマ感じてるわけでもなく、前向きポジティブなところがすごいなって思った。個人的にいじめって人の性格や精神を歪める原因になる最低な行為だと思っているので。

しかもワタルって一度聞いたら忘れられないみたいな感じの能力を持っていてそのいじめていた女の言葉をずっと覚えているんだよね……狂っちゃうよ。

 

終盤棗ちゃんがワタルのことを好きって気づいて自分から積極的にアプローチするのがかわいくて仕方なかった。短いが以上。

 

 

 

ヨウスケ

   ヒロインの先輩カメラマン。めっちゃ肉食。運命枠。

 

 

まず言わせて。このキャラのキャラデザが好きでこのキャラ目当てにゲームを買ったようなものだから、結構ショックを受けたというかなんとも言えない気持ちになって、正直何日か引きずった。故にめちゃくちゃ感情むきだしの感想。

 

8年前に能力の副作用で絡まれてた棗ちゃんを助けたのが出会いなわけだけど8年前に自分が助けた少女を相手にずっと求めているって怖くね???

棗ちゃんだけが怖がらずありがとうと言ってくれた。棗ちゃんが好きっていうよりも自分が助けた自分の存在を肯定してくれた女の子だから好きなんでしょう?

だから棗ちゃんが変わろうとしてもいい顔しないし、お前は俺に守られてりゃいいんだなんて言葉が出てくる。個人的に「お前は俺に守られてりゃいいんだ!」って台詞は私の地雷を踏みぬいているのでこの台詞がでた時点でかなり萎えてテンション爆下がりした。

結局自分のためじゃん。棗ちゃんはお前の自己肯定感を上げるために存在してるわけじゃない!「8年前に助けた女の子」を強要するな!自分にいいような人形なんかじゃないとキレた。

まあ能力のこともあってヨウスケはあの時助けた棗ちゃんがずっとずっと忘れられなかったのはわかる。わかるけどさあ・・・。再会した後の時間の方が長いのに・・・悲しい。

 

この√でよかったのは棗ちゃんがヨウスケに対して私が今ここにいるのは、貴方に助けてもらって、貴方のおかげで前に進む勇気を持てた今の私。だから今の私を見て!」とガツンと相手にぶつけてくれたのでとてもすっきりしましたね。

 

あと引っ越し蕎麦は3年経ってから渡すな。

 

トリ(漫才)

 

たのしいーーーー!!!

 

どうして!!?虚無らなかった!!これだよ!!!こういうのを求めてたんだよ私は!!!

 

この√、棗ちゃんの成長と仕事に重点置いてて恋愛って言うより信頼関係を築いていくって感じで楽しかった。もちろん恋情はあるけどもあくまで仕事ファーストなのがいい。ヨウスケとワタルがプロとして互いに尊敬し合ってるのも伝わるし(でも漫才みたいなこともしてじゃれてる)仕事に情熱とプライドを持ってるのを感じる。  

能力もそうだけど自分から意見を言ったり、行動することに臆病になってる棗ちゃんが自然に自分から動けるまで成長したんだなって感動した。

最後棗ちゃんが撮った写真集の表紙をかつて傷つけてしまった友達が棗ちゃんの撮った写真をみて手に取ったってあの描写が好き……カンナちゃん回収された!…ってここで1番喜びましたねw棗ちゃんがきっかけで教師になったってことでいいのかな?

 

棗ちゃんと友達になって棗ちゃんの影響を受けて教師になったカンナちゃんと棗ちゃんがきっかけで写真を撮り始めたヨウスケとそんなヨウスケの写真を見てカメラマンになりたいと思った棗ちゃん。良……(ワタル…)

 

 

Vol.2まとめ

 Vol.2主人公の棗ちゃんは3姉妹の中でも人と関わることに一歩引いていたのでそんな棗ちゃんが少しずつ成長していく姿を見れたのがとてもよかったと思います。仕事の面でもプライベートでも受け身がちだったのに個別の終盤までくると相手に自分から積極的に行動していくのがすごい・・・。

Vol.2は1と比べていつ炎上するかそこまでハラハラせずにすすめられたのがよかった。私とにかくバレるかバレないかのスリルを楽しむ系は苦手なので。

 

 

 Vol.3

    人気アイドル榊原コウのマネージャーの葵ちゃん(長女)がひょんなことからコウと弟のユウとの期間限定ユニットGeMiNiのマネージャーとして双子の子守・・・アイドルとして人間として成長していく姿を見守るお話。

 

 

コウ

   葵ちゃんが担当しているアイドル。双子の兄の方。

 

 

 いかにも最初から好感度MAXであー葵ちゃんが好きなんだろうなーってのまるわかりなわんこくん。葵ちゃんにわがまま言ったり甘えたりする姿みてると子どもって感じで微笑ましいな~なんて思っていたのだが、公式サイトを見るとじゅう・・・19歳!?えっ・・・おう・・・そうか・・・という気持ちになってしまった。てっきり15~17あたりかと・・・でも葵ちゃん25だしなあ。

能力持ちってことを言ってなかったからって俺に隠し事してた・・・!みたいな反応されるの解せん・・・そんなぽんぽん人に言うことじゃないし・・・。

あと能力かけろって言ってきて副作用とけたあと隅で頭抱えるくらい恥ずかしがるなら言わんときゃええのにwww

 

(経緯は忘れたが)なんか楽屋で告白されてびびる。

 

おいおい楽屋で告白するな

このゲームの人たち撮影現場とか楽屋とかで告白したがるよねなんで?仕事に集中して

 

コウの√の葵ちゃんはとにかく真っ直ぐ想いをぶつけてくるコウからとにかく逃げまくってまるでマサト√のマサトのようやんと思った。ほんっとうに好きだ好きだ!ってそればっか言ってくるからそれしかないんか!とつっこんでたら、大人の男はこんなことしないよ。私が頷くまでこうしているつもり?そんな子どものわがままにときめくと思う?」って葵ちゃんの台詞に同意してしまった。

 

まだ葵ちゃんがマネージャーになりたての頃、自分を庇って怒られて影で泣いていたのを見てからずっと葵ちゃんを見てたんだよね。

葵ちゃんにみてもらえるように必死に背伸びしてるのを葵ちゃんも気づいてて微笑ましいと思われているのがまた哀れで・・・。

 

葵ちゃんは内心コウのことを意識してドギマギしてるんだけど、そんな時にコウへのドッキリ企画で仕掛け人役の女性が倒れて葵ちゃんが代役することになるんだけど

私こういうの苦手で……アイドルが突然ファンに告白されたら!?みたいなドッキリがまず無理。というかこのドッキリ大丈夫?読んでて全く面白くなかったんだけど??視聴者ナメてんの?企画考え直せ。

 

アイドルとしてだけでなく、今よりもっと成長したい。仕事が増えて評価も上がればあんたに相応しい男になれるだろ?って台詞聞いては??お前はなんのためにアイドルやってんの??好きな女のためにアイドルやってんのかよ?ってキレた。

確かに仕事が増えて評価が上がればマネージャーである葵ちゃんの評価は上がる。けどそれ=相応しい男ってのはなんか違くない?アイドルとマネージャーとしてじゃなくて自分自身をみてって言ってるのにその頑張り方はよくわからん。まあ仕事頑張るのはいいけどさ。

その後そして恋人繋ぎのように手を繋いでいるのでって文では??どうしてそうなるとなった。

 この一件の後どっかのアイドルがマネージャーとデキててマスコミが玄関口に押しかけるってのを目の当たりにしてそうだ次はお前だぞ…全てを手に入れたいのならばもうちょっと考えて行動しろ…!と上から目線でぼやいてた。手繋いでる場合じゃねーぞ。

 

ライブの打ち合わせで変な演出家がでてきたんだが、この演出家にめちゃくちゃキレた。(キレてばっかで血圧上がりそう)

この演出家、遅刻してくるし能力至上主義らしいけどじゃあ能力者である葵ちゃんも贔屓してくれよって感じ~。社会人なのに仕事に遅刻してくるとかありえんし、お前が中心で物事回ってるわけじゃねえんだよ!

つーか自分に能力なくて能力者に嫉妬してる癖に能力者あてにしないと演出もできないのかって。というか普通に疑問なんだけど能力者を演出って何?サーカスでもすんの?

相手が能力者ってのを知人がSNSで見たからってのもうける。情報源SNSかよSNSなんて便所の落書きやぞwしかも見たの知人かよ!!お前じゃないんかい!それを信じてるのも笑えるし、信じて能力無いと決めつけて最初からコウに冷たい態度とってるのもクソすぎる。能力ないコウになんで芸能界にいるの?っていうけどお前それブーメランだぞ。じゃあなんでお前も芸能界で仕事してんだよ。あと仕事にプライド持ってる奴ならまず仕事に遅刻せんやろ。

 

双子とか兄弟あるあるだけど互いのことを羨んでいてコンプレックスで、でも相手はそんなこと知らないから一方的に嫉妬している。隣の芝生は青く見えるんだねえ…

コウは自分に能力がないことを気にしていて、能力を持っているユウに昔ひどいことを言ったのを悔やんでいるんだけどプライドが邪魔して素直に謝れないでいたんだけど(ムカつくが)この一件でお互い和解できたのはよかった。

 ところで演出家土下座させろ!許さん!

 

勉強のために映画みててヒロインの立場が悪くなるから身を引くキャラに対してなんで他の方法を考えないんだよ?って言うけどあんたそれ自分にも言い聞かせたら…

もっと葵ちゃんの立場も考えてあげなよ…

 

コウ側しか見てないけどユウもコウに対してコンプレックスがあるはずなのにコウに海外への打診が来た時にそっと背中を押すのが優しいけど辛くなってしまうな。

海外では別のマネージャーがつくからコウのマネージャーから外されることになって退職を決意する葵ちゃん。

私はずっと葵ちゃんに退職届だしてもええんやで~(無責任)とかいいながらプレイしていたんだが、まさかほんとに退職しようとする展開に思わず動揺してしまった。

 

コウには黙っててと社長に口止めしてたけど結局バレて家まで押しかけられて詰めよられてついに白旗を上げる葵ちゃん。

その時の「後先考えずに恋に走れるほど若くない。」って台詞にそうだよね・・・ってなった。コウはそれは性格って言うけどいや人間年を取れば取るほどコケるのが怖くなるんだよ…大人になればなるほど慎重になっていくんだよ・・・。

 

アフターでプロポーズしてたけどおま!何歳だよ!!って公式見に行ったら19歳でびびった。つーことは22だよね…アイドルだけどその年齢で結婚ってさせてもらえるのか…?

あと3年経ったのに3年前と同じ姿だと混乱するからやめて。立ち絵・・・いやスチルもうちょっとなんとかならんかったんか。

 

後悔してる?って聞かれた葵ちゃんの 勢いで立場や年の差を割り切れるほど、私は子どもじゃないからって台詞が好き。

 

 

 

 

 

ところでテレビのインタビューでさらっと恋人がいるって言っていいの…?(ガチ恋爆発)

 

 

ユウ 

 

   双子の弟の方。男の娘アイドル。

 

コウが実はあんまりハマれなくて楽しめなかったのでこっちも無理なんじゃ・・・とか思ってたけどそうでもなかった。 

 

男の娘アイドルでミステリアスなキャラで売っているけど実際は悪戯好きな男の子。

 

ユウが能力者だということはわかっていたけどユウの能力は見たものを自分のできる範囲でコピーできる(チートやん)というもの。

振り付けでダンスの上手なコウと差があるユウに対してどうして能力使わないんだろうあいつってコウが言うシーンがあったんだけど、それに対してユウは「他人の動きを真似てもコピーした以上のものになれない。そんなのファンのためにならないでしょ?」って考えなのが良い。「この振りはジェミニのために用意されたもので、オレとコウが踊ることに意味がある」そう、そうなんだよ!と思いっきり頷いてしまった。もちろん完成度が高いものを見せるのは大事なことだと思う。それについてコウの意見も間違ってはいないんだけど、コピーしてしまってはそれはもうコウとユウじゃなくてコウとコウだもんね。

真似てるから追いつくことはできても、コピーはオリジナルに勝てない。

能力はなくても持ち前の運動神経とセンスがあるコウと能力はあるけど能力を使わず必死に努力するユウ。

 

 

明るくてずる賢くってイタズラ好きなユウだけどいつだってコウと自身を比較していて、とにかく自信がなくて、だからコウのマネージャーである葵ちゃんを自分のマネージャーにしたかったし、彼女にしたかった。自分に自信がないユウにとって自分を自分としてみてくれて、認めてくれて、ユウの魅力を他の人にも知ってもらいたいって行動する葵ちゃんを好きにならないわけがないんだよね。

 

でもどうしてこの人たち楽屋とかで告白したがるの?

 双子だからって真似しなくていいんだよ?

 

 

 

ユウはとにかくファン想いなんだよね。なんか毒舌キャラで売ってる人にいろいろ辛辣なこと言われても自分のことはいくら言われても自分が頑張ればいいけどファンを馬鹿にされるのは我慢ならないってキレるんだよね。対談が終わった後悔し涙してしまうのだが、私がこの√で1番好きなシーンだった。

 

ところで葵ちゃんが突然男としての仕事を下さいってプロデューサーに売りに行くのはびびった。いくら今ユニットで担当してるって言っても一応他事務所のアイドルでそっちにはそっちの方向性とか売り方あるだろうにそんな勝手に売り込みにいってええんかいw本人もあまり乗り気じゃないしなあ・・・

 

解散ライブで最後の最後に男の姿で登場してファンの前で嫌われるのが怖かったけど、男の自分も見てほしいって告げるシーンは普通に良かった。グッドエンドは結局男の娘でいることを選ぶんだけどそれもそれで1つの選択でどっちもいいなって思った。

 

 

トリ

 とにかく社長がクズな√。社長が事務所の金をキャバで使って夜逃げするというところから物語が始まるんですよね・・・。社長を地の果てまで追いかけて捕まえて事務所の柱にとりあえず縛り付けてからお話を詳しく聞きたいですね。

社長やけに金稼ぐこと気にしてたけどここで回収されて笑った。

 

そんな状態だから事務所の社員もタレントもどんどん辞めていく。社長代理をすることになった葵ちゃんにはその電話やメールがひっきりなしに届くまさに悪夢・・・

というかこんな状況になった時に葵ちゃんが社長代理すればいいんだよ!とか軽く言う双子にちょっとキレた。そんな簡単に言うな!

 

この√はそんなめちゃくちゃハードな日々に参っていく葵ちゃんを双子が心配しつつ、クズ社長をとっちめる!という最後はとってもすっきりするサクッと読める話でした。

正直取り合ってたとは思うけど、社長がクズということしか頭に残らなかったようなので・・・。

 

ところでこの√だったかな。マサトが自分はもう帰るからって事務所の鍵を葵ちゃんに預けるんだけど、よその事務所のマネージャーに事務所の鍵を預けるな! 

 

 

Vol.3まとめ

 正直私年下キャラも子どもっぽい感じの年下アイドルもアイドルとマネージャーものも苦手で・・・この巻だけプレイするまで無の顔をしていたんですよね。興味がなくて・・・本当にどうなるかと思ってプレイを開始したんですけど普通に楽しめたので良かった。

トリコリティーモードでほかの2人はテレテレしてるだけだったのに葵ちゃんはなんか冷静に対処してる感があっておお!となった。けどやっぱテレテレしていた。

序盤に絡まれてるユウを能力使って助けたシーン。副作用でめっちゃ絡んでくるおっさんもといプロデューサーをさっとかわしたあげくにちゃっかり仕事の話持ち出すんだもん。流石三姉妹の長女で芸能界でマネージャーなんて仕事やってるだけあるな!って感心しちゃった。これくらいちゃっかりしてないとアイドルのマネージャーなんてつとまらんよな!

葵ちゃんはめちゃくちゃ仕事ができるめっちゃ優秀なマネージャーだと思うよ・・・。(最初は事務だったらしいけど私ならマネージャーやれって言われた時点で辞めるわ・・・)

 

 

ここから作中ブーメラン発言を1部抜粋したものを置いておきます。このゲームとにかくブーメランな人が多い。

 

ブーメラン集(おまけ)

・目立つ行動はやめた方がいいとって言った数秒後に手を繋ぐ

・「売れっ子俳優がプライベートでふたりきりなんてスキャンダルしてくれって言ってるようなものでしょ?」と言いつつデートに誘う

・能力者じゃないのになんで芸能界いるの?といいつつ芸能界で仕事している無能力演出家

・大体あんたもなんであんな子を事務所に入れたのよ!能力者なんて化け物じゃない!というファン(推しも能力者なのである)

・ただ自分が思っているよりも見られてるってこと自覚したほうがいいと思いますよ

・アンタ、炎上するんじゃないか?byチヒロ

 

 

 まとめ

 

トリコリティアイズは私に大切なことを教えてくれました。

 

それは「私って芸能界モノも三角関係も狭いシュチュでしかハマれない!」という事です。

 少なくとも素人が芸能界に入る系は苦手で三角関係もヒロインがどちらかまたは誰かに片想いしていての三角関係じゃないと萌えないことに気がついてしまって無条件で三角関係が大好きだと思っていた私は大大大ショックを受けました。

 

いろいろショックは受けたもののなんだかんだ楽しんだので最終的には良かったなという感じです。基本的に平和でバッドエンドもないしサクッと楽しめると思います。

1番楽しかったのは2のトリ愛√、好きなキャラはマサトとユウですかね。

でもこのゲームやっててトリコリティモードが発動している時がとにかく無の顔、感情でやり過ごしていて、ほんとトリコリティモードが苦痛で仕方なかった。もう修行ですよこれは。

 あとこのゲームの男たちどんだけあーんさせたいの?あーんノルマでも課せられてるのかと思った。以上。